朱のまじわり

外より室内がここちよいINDOOR派の「備忘録」、読んでいただければさいわいです

"肉筆浮世絵の世界"を見に行きました

2020年11月08日 | おでかけ
近くても足が遠い大分市美術館

前に来たのはいつだったか

コロナウイルス対策なのだろう

入館すると係員から手の消毒と

住所・氏名・電話番号の記入を求められた
( ̄_ ̄ )

***

浮世絵は好き

15年以上前

今回と同じ大分市美術館で開催された

「浮世絵風景画名品展」
-ホノルル美術館所蔵-

それまで浮世絵といえば

永谷園のお茶漬けに入ったカード

くらいのイメージしか無かったが

これが浮世絵
-(゚ o ゚

すごく感動したことを覚えている

***

今回の"肉筆浮世絵"


最初は"浮世絵の下書き"と思っていたが

そうではないようで

大量制作された多色摺木版画と違い

絵師が絹本や紙本に直接描いた一点もの

(美術館のサイトから抜粋)

らしい

額から後ろに流れる

髪の毛の一本一本の細かい描写

からだの線に沿った

流れるように美しい模様の着物

・・・

すごい

すごいけど何かフツウ
「( ̄  ̄

色の付いた水墨画というか

あの浮世絵を見た時のときめきは感じない

はかなさすら感じる版画の浮世絵と違って

力強さは感じるけど

着物の太い輪郭線がどうも好きになれない
個人の感想です


ただ1点

歌川国次の

"三囲の三代目尾上菊五郎と芸妓"

雪の降る中

屋形船から降りた尾上菊五郎と芸妓と下男
(右の掛け軸)

それを見つめる船頭と

屋形から出ようとするもう一人の芸妓
(左の掛け軸)

肉筆画の細かさと浮世絵のはかなさを

いいとこ取りしたような

船頭の恨めしいとも何とも言えない表情が

目を引き付ける
゚ ̄( o ゚ ̄ )

1分くらいずっと見て

帰る前に引き返して見に行った


いい作品がビッグネームとは限らない

その好例かな?
(〃 ̄ー ̄〃

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