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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№11 普通っぽい?野性味・牙抜かれ《ジョニー・グリフィン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョニー・グリフィン」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
デンマーク定住10年間、録音僅か!
US時代の野性味・個性、牙かれ!
「普通っぽい」演奏、人気落か?
一句
 “ ジャズマンの 牙かれし デンマーク ”
 
⑪『ブルース・フォー・ハーヴェイ』(73.7) 
L:Steeple Chase盤   R:Inner City盤
《Blues For Harvey/Johnny Griffin》
ジョニー・グリフィン(ts)、ケニー・ドリュー(p)、
マッズ・ヴィンディング(b)、エド・シグペン(ds)。
《Johnny Griffin Blog紹介》

⑩『You Leave Me~』に続き、同じ「モンマルトル」でのライヴ演奏。
⑩から6年経ち、この時グリフィンは45歳。
老けるにはまだ、早いが・・。

63年渡欧定住後、当「モンマルトル」での録音は3枚目。
渡欧10年間EU各地でライヴ演奏するが、録音が少ない。
US時代の個性は牙を抜かれ、「通っぽく」なったからか?
 一句
  “ ジャズマンの 牙をかれし デンマーク ”

US時代の個性がったA#1「The Party Upstairs」が面白い。
1人2役でフレーズを掛け合う。
ひょうきんなフレーズやら、脅しの凄味を食らわしたり。

ロックジョーとのバトル⑧『Tnenor Scene』を思い出す。
「ギザ・ギザ」ノイズ混じりで、爆発の鳴音は圧巻。
エキサイト・テナーが戻ると嬉しくてしょうがない。

B#2「Blues For Harvey」、多様なフリーキー音が面白い。
以前無かったフレーズが楽しめる。
だが、ブチ切れのフレーズは力不足。
中域と高域の音で会話をするような展開が楽しめる。
 
♪~♪  US時代の性味が少しは戻った演奏をお楽しみ下さい


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