№13 絵の具！撒き散らす音《ジョニー・グリフィン(ts)》

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油絵の具を撒き散らす・色彩豊かな音！
フリーキーにエスカレート、昇り詰め・昇天！

デンマーク・古城生活のはず、フランスで他界！

(2008年・80歳)

一句

　“　撒き散らす　油絵の具や　音に化す　”

⑬『ツー・ザ・レイディース』(79.11)
《To The Ladies/Johnny Griffin》
ジョニー・グリフィン(ts)、ロン・マシューズ(p)、

レイ・ドラモンド(b)、アイドリス・マハマド(ds)。

《Johnny Griffin Blog紹介》

⑪『Blues For Harvey』(73.7)  №11　普通っぽい？野性味・牙抜かれ《ジョニー・グリフィン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

⑫『Return Of The Griffin』(78)　№12　蘇る音！リターンN.Y.C.《ジョニー・グリフィン(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

ここには｢エキサイトな男｣をグッと押さえたグリフィンが居る。

サンバもどきのリズムや、３拍子にのるグリフィン。

A#3｢Jean Marie｣３拍子の曲。

アドリヴの導入部では、強さを殺し多種多様な表現を。

音色をもてあそび、色彩豊かに音を拡散。

アドリヴ後半、豊な色彩に力強さを徐々に上塗り。

フリーキーにエスカレートし、昇天するように昇り詰める。

油絵の具をブチ撒ける、音の色彩感に陥る。
50歳を超えたが、テク＆パワーに感服。

　一句

　　“　撒き散らす　油絵の具や　音に化す　”

①『Johnny Griffin』(56)は、地元シカゴでの初リーダ作。
まだまだ、本調子には至らない。
②『Introducing』(56)はNYに進出した初アルバム。
②から約20年以上経った当⑬と基本的に変化は無い。

 

湧き上るフレーズ、力強く男らしいエキサイティングな音。
H.バップ・ド真ん中で貫き通す演奏を絶賛する。
63年以降コペンハーゲンの古城で安定した生活・・・。

のはずだが、2008年・80歳・フランスで他界している。

 

♪～♪ 　A#3・３拍子の曲、アドリヴのストーリー性をお楽しみ下さい。

A FLG Maurepas upload - Johnny Griffin - Jean Marie - Jazz

Johnny Griffin (Tenor Sax), Ron Matthews (Piano), Ray Drummond (Bass), Idris Muhammad (Drums). Recorded in 1979 https://www.facebook.com/groups/FLGsoulandgroove/

A FLG Maurepas upload - Johnny Griffin - Jean Marie - Jazz