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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№12 蘇る音!リターンN.Y.C.《ジョニー・グリフィン(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ジョニー・グリフィン」のレコード紹介です。♪~♪
 
デンマークからUSへリターン!
アクの強さ・丸く・芯の強い音にキサイト!
生ぬるい・腐った環境から、N.Y.C.・新たな音が!
一句
 “ 蘇る 激の音や ニューヨーク ”
『リターン・オブ・ザ・グリフィン』(78)
《Return Of The Griffin/Johnny Griffin》
ジョニー・グリフィン(ts)、ロニー・マシューズ(p)、
レイ・ドラモンド(b)、キース・コープランド(ds)。
《Johnny Griffin Blog紹介》
 
A#1「Autom Leaves」、聴き慣れた「枯葉」。
エキサイト! 芯の強い音がねり「グイ・グイ」はしる。
次から次へとフレーズが湧き上がる。
 
テーマのし方が巧い。
速いテンポで攻めるから、「枯葉」と気付かない。
後からジワッ~とメロディーが浮かんでくる。
男らしくパワフルで、1曲目から最大の「キサイト」シーン。
この曲は抜群の出来、聴き処イチ推し。

⑪『Blues For Harvey』から5年、グリフィン50歳。
円熟味で少し味を帯びた音だが、力強い。
シカゴ出身の「灰汁(あく)」の強さ・ねばっこさが魅力。
 一句
  “ 蘇る 激の音や ニューヨーク ”

B#2「Fitty-Six」、フリーキーな音を混ぜてくる。
以前に無い震とう直前・雷に打たれた刺激がある。
以前のグリフィンに無かった新たな音創りが聴ける。

78年録音、このレコードで改めて気付く。
ベースの音に弦を弾く力さが無い。
マイクをベースに取付けるから、ベース「体」の響きが無い。
又、70年代のドラム・テクが随分変ったことに気付く。
 
♪~♪  NYCでの録音、たな乗り・刺激ある音が楽しめます。


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コメント一覧

jazzyishi
@azuminojv コメントありがとうございます。
ジャズ~クラシック、絵画等多くの趣味をお持ちのようで、日々楽しく読ませて頂いてます。
コメントのようにReturn of~はNYのジャズマンとの演奏で、乗りが全く違い、晩年最高の出来だと思ってます。
EU時代との違いを思うと、ジャズマンの環境の違いで、こんなに演奏が変わるんだと、驚く次第です。
今後とも、楽しくブログを読ませて頂きます。
azuminojv
こんにちは

ジョニー・グリフィンは、結構好きなテナーサックス奏者で、今回ご紹介の「Return of The Griffin」は、発売時に購入して聴きました。お話のように良くてスカッとしたアルバムです。ロニー・マシューズも気になるピアニストで、リーダー作を当時聴いていました。「Blues For Harvey」もまあまあでしたが、この「Return of」は、後期の代表作のように思います。
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