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ジャズピアノ「ソニー・クラーク(p)」のレコード紹介です。~♪
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半年後、薬中による心臓麻痺で他界。
燃え尽きの一瞬か、ぐいぐい迫りまくる。
「とろ臭さ」個性を失い、一抹の寂しさが。
一句
“蘇る 切れ良いピアノ 薬中か”

⑨『ゴー!』(62)
《Go!/Dexter Gordon/Sonny Clark》
ソニー・クラーク(p)、デクスター・ゴードン(ts)、
ブッチ・ウォーレンイ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)。
《Sonny Clark Blog紹介》

《Dexter Gordon(ts) Blog紹介》

この録音の半年後、ソニーは他界する。
63年1月31歳、死因は薬中による心臓麻痺。
この頃は、麻薬どっぷり「どろっ・どろ」である。
こんなことが、切っ掛けとは思いたくないが。
当⑨は、50年代のプレイとは全く異なる。
その違いが良く分かるのは「I Guess I'll Hang~」。
ミディアムテンポの特徴は「とろ臭さ」だった。
リズムに遅れては無いが、まさに「乗り遅れ」。
ところが、当⑨のこの曲は段ちに変わった。
ところが、当⑨のこの曲は段ちに変わった。
抑揚豊かに、しっかり・トーンで押してくる。
前年(61年)の代表作⑥『Sonny Clark Trio』(TIME盤)。
60年代に入ったソニーのアドリブはお見事。
とろ臭い・乗り遅れが観られない。
ただ、大切な個性が失われたようで・・・。
ただ、薬中どっぷりでは、どうも・・・。
ただ、薬中どっぷりでは、どうも・・・。
一句
“蘇る 切れ良いピアノ 薬中か”
当⑨の大のお気に入りは「Cheese Cake」。
ゴードンの隙間に、一瞬ピアノが突っ込む。
このテーマを聴くだけで、ホッとします。
とはいえ、とろ臭さの無い粋なバラード「I Guess I'll Hang~」でお楽しみを。
とはいえ、とろ臭さの無い粋なバラード「I Guess I'll Hang~」でお楽しみを。
♪~ 「I Guess I'll Hang~」個性を失ったが、粋に聴かせます。