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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№8 ぶっ飛び or とろ臭い?《ソニー・クラーク(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「ソニー・クラーク」のレコード紹介です。~♪
 
ぶっぶビートは、乗り乗りでイケイケ。
ミディアムテンポは、やっぱ「ろ臭い」。
50年代後半、ソニーをたっぷりと味わう。
 
一句
 “あれやこれ 好みして ジャズピアノ”
 

⑧『ルー・テイクス・オフ』(57)
《Lou Takes off/Lou Donaldson/Sonny Clark》
ソニー・クラーク(p)、ルー・ドナルドソン(as)
ドナルド・バード(tp)、カーティス・フラー(tb)、
ジョージ・ジョイナー(b)、アート・テイラー(ds)。
 
《Sonny Clark Blog紹介》

《Lou Donaldson(ts) Blog紹介》

《Donald Byrd(tp) Blog紹介》

1曲目「スプートニク」。
ソ連製の宇宙ロケットがぶっ飛ぶ、そのもの。
爆発・射の如く、3ホーンが吹き荒れる。
ブルーノートのごつい音で、空間を裂き金属音が響く。

特に、フラーのトロンボーンが割れる。
「バリン・バリ~」空間をき、身に迫る。
速いビートで喰いまくり、乗り乗りの凄まじさ。

切れのバッキング、突っ込むシングルトーン。
こんな世界、急速ビートのソニーはつまらない。
乗りれの「とろ臭さ」が味わえない。
ソニーらしさのソニー節何か、微塵も無い。

ミディアムテンポの「Strollin' In」。
中盤の長~いベースソロに続いて、ピアノソロ。
この中位のリズムは、やっぱ「ろ臭い」。

テンポに遅れてはいないが、朴とつ過ぎて。
ろ髪を引っ張られる、乗りの悪さったら・・。
50年代後半、これがソニー・カラーのソニー節。
とでも言わんばかりである。
 
 一句
 “あれやこれ 好みして ジャズピアノ”
 
♪~ 「Strollin' In」中盤のピアノソロが何とも「ろ臭く」て・・。


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