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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 乗り遅れの後乗りビート《ソニー・クラーク(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズピアノ「ソニー・クラーク」のレコード紹介です。~♪
 
いつもの「乗りれ」、後(あと)乗りビート。
この「とろさ」がソニー節、と思えば良い。
速いビートは活ける、そんな微かない求め。
 
一句
 “乗り遅れ これも個だ 4ビート”
 

⑤『ジ・イモータール・セッション・フロム・ブルー・ノート』(58)
《The Immortal Session From Blue Note/Sonny Clark》
ソニー・クラーク(p)、ジミー・メリット(ds)、
ウェス・ランダース(ds)。
 
《Sonny Clark Blog紹介》


こりゃまぁ~、まるでクテルピアノ。
④『Cool Struttin』の4ヵ月後のプレイだが。
あのハード・バップの勢いは、全く無い。

ミディアムテンポの「ぎくしゃく」フレーズ。
いつもの「乗りれ」の後(あと)乗りビート。
この「とろ臭さ」がソニー節と、思えば良いが。

淡々と朴とつメロディーが流れるソニー
折角のトリオだが、カクテルピアノに成り下がってしまった。
 
 一句
 “乗り遅れ これも個性だ 4ビート”

A面はニー、B面にW.ケリーを収録。
ブルーノート45回転10インチ盤3枚を収録。
オリジナルは1曲もない。

シングル盤で発を狙ったのか?
あの『Cool Struttin'』だって、国内ヒットは1曲?だけ。

喧しいH.バップを外したかったのか?
ムードあるジャズなられるのでは?
そんな情けないオーナー・ライオン様の狙いか。
 
ちょっといビートの曲は、中々活ける。
ソニーのハードタッチが活き、サマになる。
そんな微かな救いを求めて聴いています。
 
♪~ 「The Breeze And I」速い曲は「乗り遅れ」無し、これだけはGood


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