見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№11 ブロウ?浮くのを恐れたか《ソニー・スティット(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
   サックスジャズ「ソニー・スティット」のレコード紹介です。♪~♪ 
 
威厳のスティット Vs. 西海岸のピアノトリオ!
「サラッ」とアクのない白ピアノトリオ!
堂々・打つスティットとのコントラスト!
一句
 “ アルトだけ 浮くのをれ ブロウせず ”
⑪『ブロウ・ザ・ブルース』(59.12)
《Blow The Blues/Sonny Stitt》
ソニー・スティット(as)、ルー・レヴィー(p)、
ルロイ・ヴィネガー(b)、メル・ルイス(ds)。
《Sonny Stitt Blog紹介》

レコード⑧『Plays Jimmy Giuffre ~』から1年間に4枚の録音。
凄まじい勢いだが、そんなに気が?
ヴァーブ社も売りに売りまくったか?

当⑪は西海岸現地サイドメンとの演奏。
西海岸のピアノトリオがスティットにどう影響するか?
が聴き処。

全曲アルトの演奏、とにかく音が太く・重い。
となると、力で押し通すイメージだが、そうではない。

ピアノトリオは西海岸らしい「ラッ」と・アクがない。
サラッと感に合わせ、スティットの音は穏やか。
全身の力を抜いたスムースな演奏。

タイトルは「ブルースのブロウ」だが、ブルースさを感じない。
ましてや、ブロウで脅し上げる脅迫音などあり得ない。
太く・堂々と脈打つフレーズのスティット。
ピアノトリオのクール・スタイルにンマッチと思える。
 一句
  “ アルトだけ 浮くのをれ ブロウせず ”

この1枚は堂々としたアルトの厳と淡白なピアノトリオ、
このコントラストが聴き処。
 
♪~♪ 堂々としたアルト&「ラッ」と感のピアノトリオとの共演です。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX S《ソニー・スティット》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事