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ジャズサックス「リー・コニッツ」のレコード紹介です。♪~♪
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クール・ジャズ? 冬の「隙間風」のような!
バリバリ吹きたい?グッと抑えた「ウォーム」感!
とてもクールと呼べない「ぶかぶか」バップ調!
一句
“ クール・ジャズ とても呼べない ウォーム感 ”
①『コニッツ・ミーツ・マリガン』(53)
《Konitz Meets Mulligan/Lee Konitz》
リー・コニッツ(as)、ジェリー・マリガン(bs)、チェット・ベイカー(tp)、
①『コニッツ・ミーツ・マリガン』(53)
《Konitz Meets Mulligan/Lee Konitz》
リー・コニッツ(as)、ジェリー・マリガン(bs)、チェット・ベイカー(tp)、
ラリー・バンカー(ds)、カーソン・スミスorジョー・モンドラゴン(b)。
L.コニッツはレニー・トリスターノ(p)に師事した「クール派」と言われる。
「クール・ジャズ」ってのは、冬の「隙間風」のようなもの。
L.コニッツはレニー・トリスターノ(p)に師事した「クール派」と言われる。
「クール・ジャズ」ってのは、冬の「隙間風」のようなもの。
だが、この演奏①はとても「クール」ではない。
A.ペッパー(as)ほど「ホット」ではないが、「ウォーム」感豊かな音。
P.デスモンド(as)のように「インテリ」臭い「ウォーム」な音とも異なる。
熱く・強く「バリバリ」吹きたい!
P.デスモンド(as)のように「インテリ」臭い「ウォーム」な音とも異なる。
熱く・強く「バリバリ」吹きたい!
そんな気持ちを抑え、熱い心で淡々と鳴らす、そんなイメージ。
一句
“ クールジャズ とても呼べない ウォーム感 ”
トリスターノに師事したのは40年代後半の僅かな期間。
①が録音された53年はスタンケントン楽団に在籍。
だから、「クール派」から脱却した以降の演奏。
楽団の西海岸ツアー時、C.ベイカー、Gマリガンとのセッション。
楽団の西海岸ツアー時、C.ベイカー、Gマリガンとのセッション。
だから、西海岸カラーの強い演奏が特徴。
ところが、コニッツ(白人)はシカゴ、マリガンはNYC出身の東海岸勢。
淡々としたプレイが西海岸を思わすが・・・・。
面白いのはピアノレスの3ホーン、スタイルはもちろんバップ。
いつもの弱々しく流れるC.ベイカーではない。
全員揃ってバップ調「ブカ・ブカ」やってるのが面白い。
コード楽器の無い3ホーン・バップは滑稽なようにも聴こえる。
コード楽器の無い3ホーン・バップは滑稽なようにも聴こえる。
♪~♪ ピアノレス・3ホーンの「ぶかぶか」バップ調をお聴き下さい