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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№3 ファーザー!「艶」の邪魔《ベニー・カーター(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ベニー・カーター」のレコード紹介です。♪~♪
 
「艶」のアルトが耀き、ねる!
「カラッ」と・軽く、西海岸のリズム陣!
馬鹿気に、悪のり「ファーザー」が・・・
一句
 “ ハインズや 艶を魔する 跳ねる音 ”
③『スィンギン・ザ・20s』(58)  
《Swingin' The '20s/Benny Carter》
ベニー・カーター(as,tp)、アール・ハインズ(p)、
ルロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(ds)。
《Benny Carter Blog紹介》

「艶」のアルトが耀き・リズミカルにね回る。
カーターの良いとこが思う存分に聴けるアルバム。
「カラッ」と明るい音に、ウェスト・コーストのリズム陣がピタッシ。

S.マンのドラムが軽く・立ち良く・叩き出す。
NYの重く脂っこい「ゴン・ゴン」乗りとは随分異なる。

悪のり・明るさの主役はピアノのハインズ。
ファーザー」、ピアノの父と呼ばれるが、跳ねる音が嫌いだ。
どんな曲でも馬鹿陽気に跳ねる音が肌に合わない。
 一句
  “ ハインズや 艶を魔する 跳ねる音 ”

往年の名手ハインズとカーターの二大板。
それが売りのアルバム、なのは分かるが・・・。
小技の効いたマンのドラムとの相性を考えれば、
アンドレ・プレビンのようにダンで明るいピアノが欲しい。
 
♪~♪ 「艶」のアルト、陽気なピアノ&西海岸リズム陣をお聴きください。


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