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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№4 勝ちたくて Vs. 猛打《ビリー・ピアース(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ビリー・ピアース」のレコード紹介です。~♪
 
T.ウィリアムスの打に、又もや勝負。
雪崩の猛打に対、強引に吹きまくる。
やっとこさ、ピアースの良さを発か。
 
一句
 “吹きまくれ ドラム打に 勝ちたくて”


④『ネイティヴ・ハート』(89)
《Native Heart/Tony Williams/Billy Pierce》
ビリー・ピアース(ss,ts)、ボブ・ハースト(b)、
ウォレス・ルーニー(tp)マルグリュー・ミラー(p)
トニー・ウィリアムス(ds)。

《Billy Pierce Blog紹介》
 

《Wallace Roney(tp) Blog紹介》

《Mulgrew Miller(p) Blog紹介》

「ンダダダ・ズダダダ」。
トニー・ウィリアムスの雪の連打、連打。
W.ルーニーのラッパとの絡みが、聴かせ処。
だからか、3年前の演奏②『Civilization』と同じメンバー。(ベースを除き)

リーダーはドラムのウィリアムス。
ピアースは②に続き、役で加入。

3枚のピアースに、注目してみる。
でも、やっぱ・どれもこれもが面白く無い。
上下運動の返フレーズで、単調アドリブ。

アクもなく・癖もなく、通っぽ過ぎ。
迫力のドラムとタイマン張れる曲はないか?
と、ピアースの活きの良いプレイを聴き探る。

これが、ピアースのストプレイでは。
その曲は、「Two Worlds」。
ウィリアムスのお得意連打「ンダダダ」で始る。
全曲ウィリアムスのオリジナルで、最も彼のカラーが活きた曲。
 
4枚のウィリアムスの中で、ピアースのベスト。
巧く間を活かしたフレーズのピアースがいい。
ウィリアムスの猛打に対し、吹きまくってる。
 
やっとこさ、ピアースの良さが発掘できた。
ただ、こうも叩きまくられるとし過ぎる?
本人だって、そう思ってるのでは。
 
 一句
 “吹きまくれ ドラム連打に ちたくて”

既に40歳代のピアースではあるが。
こんな調子で、ん張って頑張って欲しいもんだ。

♪~
「Two Worlds」テナーと同時進行で叩きくるドラム、喧し過ぎか?


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