№1 カンサスで！呑んで唄って《ジェイ・マクシャン(p)》

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　ジャズピアノ「ジェイ・マクシャン」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

「どろどろ」ど壷のブルース、と思ったが！

カンサスの安酒場、ブルースでも明るく！

唄って・呑んで、根っからの陽気プレイ！

 

一句

　“カンサスの　呑んで唄って　ジャズピアノ”

①『コンフェシン・ザ・ブルース』(70リリース)
《Confessin' The Blues/Jay McShann》
ジェイ・マクシャン(p,vo)、

T.ボーン・ウォーカー(g)、ローランド・ロブリジェオルス(b)、

ポール・ガンサー(ds)。

 

《安酒場風ピアノFats Waller ブログ紹介》

①『Ain't Misbehavin'』№1　安酒場！「ズン・チャ」ピアノ《ファッツ・ウォーラー(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

タイトルからして「こてこて・どろどろ」。

ど壷のブルース、と思ったが案外そうでもない。

メロディーは、ブルースどっぷり。
だが、「どろどろ」の香り＆粘着感がない。
ピアノの音が弾み・転がるからか、いやに明るい。

カンサスの安酒場で、どろどろの臭いピアノ。

そして、歌いまくる。

そんな状景が、脳裏に浮かぶ。

 

これでは安酒場が暗く、酒がまずくなる
こんな場には、ブルースでも「明るさ」が大事。

ピアノに被さるギターだって、根っから明るい。
メロディーは泣きのブルースなんだが。

カンサスのブルース・フィーリングど真ん中。
ダイナミックなピアノとブルージーなプレイ。

まさしく本物のジャズ、と称される。

 

　一句

　“カンサスの　呑んで唄って　ジャズピアノ”

 

そんな大看板を背負ってるようだ。
大きく扱われるマクシャンだが。
私はこのレコードで初めて知った。

 

むしろ「そんなに有名人なの？」。

と、不思議でならない。
「本物のジャズ」って、ほんまかいなぁ～。

評論家を疑ってしまいます。

 

♪～♪ 　異次元のピアノ・ギター＆歌、そんなジャズが飛び込んできます。