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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 打ち砕け!シングルトーン《ジョージ・ケイブルス(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ジョージ・ケイブルス」のレコード紹介です。♪~♪
 
①『Why Not』から、プレイタイル大変身!
強いッチのシングルトーン、グイグイと!
グルーヴしまくり、道ジャズ真っしぐら!
一句
 “パワフルに シングルトーン 打ちけ”

②『サム・オブ・マイ・フェヴァリツ・シングス』(80)
《Some Of My Favorite Things/George Cables》
ジョージ・ケイブルス(p)、トニー・デュマ(b)、
ビリーヒギンズ(ds)。
《George Cables Blog紹介》

随分とプレイタイルが変わった。
当②は①『Why Not』から5年後の演奏。

①はコードの多重音が雪崩のように攻めた。
当②はシングルトーンの明なメロディーに。
強いタッチでグイグイとメロディーを打つ。
①よりハードタッチで、いプレイが楽しめる。

①は高級感漂うインテリピアノ。
当②はグルーヴし、快適ピアノに大変身。
道ジャズ真っしぐら、私好みの軍配は当②。

当②の特徴を現す「You Stopped Out Of~」。
特急テンポに乗り、強いタッチのシングルトーンがけずり回る。
こんなプレイが①では聴けなかった。
 一句
 “パワフルに シングルトーン 打ちけ”

念なのはヒギンズのドラム。
どのレコードを聴いても表に出て来ない。
主役を立て、ダイナミック・スリルに欠ける。

当トリオは当時のート・ペッパーのリズム陣。
ペッパーはケイブルスとの共演が多かった。
お互いモード奏法の相性が良かったから。
と、いわれている。

♪~♪  強いタッチのングルトーンに変わったプレイをお楽しみ下さい。

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