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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№13 VS. 脅しのP.ゴンザルヴェス《ソニー・スティット(as)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ソニー・スティット」のレコード紹介です。♪~♪
 
VS. P.ゴンザルヴェス!
太く・堂々・し上げる音で迫る!
メロディー豊か、「ちょこざい」なスティットでは・・・
一句
 “ ちょこざいな テクでは勝てぬ す音 ”
⑬『ソールト・アンド・ペッパー』(63.9)
《Salt And Pepper/Sonny Stitt》
ソニー・スティット(as,ts)、ポール・ゴンザルヴェス(ts)、
ハンク・ジョーンズ(p)、ミルト・ヒントン(b)、オシー・ジョンソン(ds)。
《Sonny Stitt Blog紹介》

このレコードでは、サックス2本の合いを楽しむ。
スティットの相棒はP.ゴンザルヴェス。
殆ど無名だが、エリントン楽団を24年務めた剛腕の方。
まっとうな吹き方で、音質は太く・々・たくましい音。
 
それに対し、スティットはメロディー豊かで、
抑揚・強弱を巧みに操るテクの持ち主。
脅し上げる・ごつい音のゴンザルヴェス。
これでは「ちょこざい」な小手先テクのスティットだが・・・。

一番楽しめるのはA#1のタイトル曲。
「ゴツン・ツン」サックス、ドラムの重心が低い。
テナーの音は重く・迫力でせまる。

アドリヴはゴンザルヴェスからスティットへ、
そしてクライマックスは両者のトル。
脅しの低音ゴンザルヴェス&メロディー勝負のスティット。
吠えまくるバトルは巻。
 一句
 “ ちょこざいな テクでは勝てぬ す音 ”
 
♪~♪  しの低音ゴンザルヴェス&メロディー勝負のスティットをどうぞ。

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