№1 「だらっ～」と！重音ピアノ《ジョージ・ケイブルス(p)》

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　ジャズピアノ「ジョージ・ケイブルス｣のレコード紹介です。♪～♪
 

重量級ピアノ、雪崩の如く押し寄せ！

ただ、「だらっ～」としたプレイが！

スリル＆躍動感、期待はドラムに！

一句

　“重音の　「だらっ～」とピアノ　けじめつけ”

①『ホワイ・ノット』(75)
《Why Not/George Cables》
ジョージ・ケイブルス(p)、トニー・デュマ(b)、

カール・バーネット(ds)。
《「だらっ～」とサックス Blog紹介》

③『Tones Shapes ～/Joe Lovano』(続)№3　だらっ～！面フレーズ《ジョー・ロヴァーノ(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

重い、重量感迫るピアノ。
ポエムな曲・勇壮な曲でも、重音ピアノが雪崩の如く押し寄せる。

従来のスタイルにはないピアノか。
明確な強いタッチで、安易なメロディーは流れない。

多くの鍵盤の音が唸り続ける。
安易なスィング感、グルーヴな乗りから距離をおいたプレイ。
クラシックの香り漂う「鳴り」がする。
大人のテクニックを想わせる巧さがある。

ケーブルスは音大で音楽理論・作曲を修得。

クラシックから、21歳でジャズ畑へ。
だからか、高級感臭わす安定したテクを感じさせる。

ただ、「だらっ～」とプレイが進行してるような。

ケジメのある強いアクセントに欠けている。
 

そんな中で、推しは「Dark Side - Light Side」。

躍動感を与えてるのは、一発を決めるドラム。
インタープレイの巧さがスリルで魅せている。

　一句

　“重音の　「だらっ～」とピアノ　けじめつけ”

当①は国内企画Whynotレーベル。
この時31歳(44年生)、初リーダ作は同年録音。

♪～♪ 　「だらっ～」とした曲ばかりの中で、インタープレイで聴かせます。