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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 英国の!しゃれおつに《ラルフ・シャロン(p)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズピアノ「ラルフ・シャロン」のレコード紹介です。♪~♪
 
粋な英国紳士、軽く・しゃれおつピアノ!
ージャスなVib、ギターでスピード感を!
ためらいもなく、タイトルどおりージーに!
 
一句
 “英国の しゃれつピアノ 粋にのり”

①『イージー・ジャズ』(55)
《Easy Jazz/Ralph Sharon》
ラルフ・シャロン(p)、ケニー・クラーク(ds)、
ティディー・チャールズ(vib)、J.R.モンテローズ(ts)、
ジョー・ピューマ(g)、
チャーリー・ミンガス(b)。
 
《尖ったテナーJ.R.Monterose Blog紹介》

《ギターのJoe Puma Blog紹介》

軽い、とにかくいピアノの音。
速いテンポにのり、軽い音が跳ね回る。
何のためらいもなく、楽しく&軽く。

タイトルどおり「ージー」だねぇ~。
てな感じのピアノ。

ヴァイブが入ってるとこが粋。
豊かなヴァイブの音が、心地良さを生む。
軽やかさに加え、ちょっとだけージャスに。

ギターが参入するとスピード感で魅せる。
跳ねるギター&軽やかピアノのお膳立て。
歯切れ良く・小みなギターとピアノの相性は抜群。

ところが、テナーが入ると異なるテイストが。
結構がったテナーが、違和感を漂わす。
勇まし過ぎのテナー、一揆に場を壊してくる。
 
軽やかピアノにマッチングすれば良いものを。
だからか、多にテナーは加わらない。
音が聴こえると、ごく僅かで姿を消す。
 
 一句
 “英国の しゃれつピアノ 粋にのり”

国出身のシャロン。
53年に渡米、当①を55年に録音。
黒さの片鱗を見せない、粋な紳士・落たピアノ。
英国出身というのも、うなづける音創りである。
 
♪~♪  英国の落た音創りと尖ったテナー、お楽しみ下さい。


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