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ジャズピアノ「マサブミ・キクチ」のレコード紹介です。~♪
ジャズピアノ「マサブミ・キクチ」のレコード紹介です。~♪
長い・永い、延々とエレピが鳴り続く。
「ピラ・パラ」変化のない電子音が淡々と。
マイルスもどき?こんなのが主流派だったか。
一句
“ミスト煙 ピロピロ・エレピ 延々に”
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①『プーサン』(70)
《Poo-Sun/Masabumi Kikuchi》
マサブミ・キクチ(p)、コウスケ・ミネ(ss)、
《Poo-Sun/Masabumi Kikuchi》
マサブミ・キクチ(p)、コウスケ・ミネ(ss)、
ヒデオ・イチカワ(p)、ヨシオ・イケダ(b)、
モトヒコ・ヒノ&ヒロシ・ムラカミ(ds)、ケイジ・キシダ(per.)。
《和ジャズ ブログ紹介》
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とにかく、長い・永い・・・約20分。
余りにも延々と、エレピが鳴り続く。
ひ弱なソプラノが、空間を泳いでいく。
メトロームのように叩き続くドラムのハイハット。
2ドラム何てのも珍しい編成だ。
買った時以来か、数十年振りのこのレコード。
冒頭のこのメロディーを、良く覚えている。
その曲は、「Dancing Mist」。
あの頃、結構有名になったメロディーではある。
まさしく、ミストのようにエレピが鳴り続く。
だが、ダンシングしてるようには思えないが。
「ピロ・ピロ~」エレピが間を埋めるように連なっていく。
「ピラ・パラ・ポラ」強弱のない電子音が流れる。
粋なメロディーだが、余りにも変化が無さ過ぎ。
ドラムが僅かに刺激音を食らわしてくる。
まぁ~、この刺激音でどうにか曲が、維持されているのだろう。
一句
“ミスト煙 ピロピロ・エレピ 延々に”
この頃は既にマイルスが、電気楽器を導入。
コードとリズムの流れは、まさしく「もどき」。
70年代はこんなのが主流派・・・、そんな時代だった。
菊池の呼び名は、タイトルの「プーさん」。
録音後、ジャズピアニストを止め72年渡米。
その後は消息不明、と称されている。
♪~「Dancing Mist」 延々と続くミストの感覚をエレピで味わって下さい。