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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 煮え切りそうで、煮え切らない《マル・ウォルドロン(p)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズピアノ「マル・ウォルドロン」のレコード紹介です。~♪
 
T.モンクもどきのような、楽器タッチで。
奥様のら、チェロが入ってきたり・・。
わり者の面白さだが、どうも楽しめない。
 
一句
 “打楽器か ンクもどきの ジャズピアノ”


②『マル/3 サウンズ』(58)
《MAL/3 Sounds/Mal Waldron》
マル・ウォルドロン(p)、アート・ファーマー(tp)
エリック・ディクソン(fl)、カロ・スコット(cel)、ジュリアン・ユール(b)、
エルヴィン・ジョーンズ(ds)、エレイン・ウォルドロン(vo)。

《Mal Waldron Blog紹介》
①『MAL-1』(56)
№1 心動かぬが、傑作か《マル・ウォルドロン(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

乗りそうで、乗らない。
ぐいぐい、いきそうでいかない。
え切りそうで、煮え切らない。

マルの曲は、そんな創りがやたら多い。
①『MAL-1』とは異なる音の色で魅せる。
フルートやらチェロで、色彩豊富に奏でる。
サブタイトルが『Sounds』というだけのことはある。

当②は、マルの個性が良くでている。
ロニアス・モンクに似たような。
打楽器的パーカシッブなタッチで迫ってくる。

モンクほど音数は少なくは無い。
平坦な表情フレーズが、淡々と進んでいく。
テーマだって盛り上がらず、淡々と。
アドリブはみんな揃って無表情に、淡々と・淡々と。

中には様の声が侵入したり・・・・。
チェロが入ってきたり・・・。
どんな意味があるのか、不思議感だらけである。
 
楽しめるかと聞かれれば、とても楽しめない。
わり者の音創りを「面白い」と思うくらいだ。
 
 一句
 “打楽器か ンクもどきの ジャズピアノ”

退屈しそうな曲の中で、唯一ハイテンポの曲。
「The Cattin' Toddlen」。
勢い良く一生命なのは、この曲くらい。
ただ、どうも楽しめないんだが。
 
♪~ 打楽器的ーカシッブなタッチで淡々と、どうも楽しめません。


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