見出し画像

だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 一心同体の変則リズム《リンク・チャンバーランド(g)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズギター「リンク・チャンバーランド」のレコード紹介です。~♪
 
淡々と4ビートに乗らない、則リズム。
ギター&ドラム、一心同体でグループを牽引。
大人しいリーブマンだが、テンション急上に。
 
一句
 “テンションは ギターとドラム 役者”


①『ア・プレイス・ウィシン』(76)
《A Place Within/Linc Chamberland》
リンク・チャンバーランド(g)、
デイヴィッド・リーブマン(ts,ss)、
リン・クリスティー(b)、ボブ・レオナード(ds)。
 


髭もじゃ、全面顔出しジャケット。
いかにも「がんがん」リーづくしのような。
と思ってしまうが、案外演奏はそうではない。

ジャズっぽい、というよりフュージョンっぽい。
少々ソリッドな音質で、速弾きのフレーズ。
そんなプレイが、フュージョンの臭いをプンプンさせる。

4ビートで淡々と乗らせない。
スリルがもたらす刺激を「ぐいぐい」喰らわす。
何かしら、惑惑させる物のギターである。

惑惑の影の立役者は、ドラムのレオナード。
淡々としたレガートなんか叩かない。
常にギターに絡んでくる自由放変則ビート。

バッキングのギター&ドラムは、一同体。
両者が食らわすビートが、グループを牽引。
この複雑なリズムが、テンション上昇の要になっている。
 
 一句
 “テンションは ギターとドラム 役者”

そして、リーブマンのサックスが煽り立てる。
「くわぁ~・くわぁ~」鶏のめ殺しの悲鳴は?
いつもの悲鳴に期待するが、真に大人し過ぎる。

当⑦のリーブマンは、かなり早い時期の演奏。
この頃の悲鳴は、人しいもんである。
となると、異様な緊張感の立役者はドラム。
初物レオナードのドラムに驚くばかりです。
 
♪~ 「1957」この曲のリズムとプレーヤのみが面白い動きで魅せます。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Guitar J~N で始る」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事