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ジャズサックス「アンソニー・ブラクストン」のレコード紹介です。~♪
ジャズサックス「アンソニー・ブラクストン」のレコード紹介です。~♪
E.ドルフィー&ベニー・ウォレスの融合。
錆びたノコギリ音、壊れたエレベーター音階。
ぐちゃ&真とも人、尖った音が堪らないです。
一句
“壊れたか サックスプレイは エレベーター”
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/05/c324e23a8deed70407d1f934763f227f.jpg)
①『イン・ザ・トラディッション』(74)
《In The Tradition/Anthony Braxton》
アンソニー・ブラクストン(as,bcl)、
《In The Tradition/Anthony Braxton》
アンソニー・ブラクストン(as,bcl)、
テテ・モントリュー(p)、ニールス・ペデルセン(b)、アルバート・ヒース(ds)。
《Eric Dolphy(as) Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/87/442cba353dd4b5da37b31c94e3f857f5.jpg)
《Bennie Wallace(ts) Blog紹介》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/9e/80a2feb0c2066bbc53753cee55d70068.jpg)
「げぇえ~・んぎぃ~」
錆びたノコギリの音が、するような。
錆びた釘を抜いてる音が、するような。
とても楽器とは思えぬ意味不明な音、「だらっだら」と続く。
そんな曲もあり、結構真ともな演奏もあったり。
色とりどりの音色が操る曲は目白押し。
とはいえ、やっと守備範囲ぎりぎりのレコードを見付けた。
ブラクストンは蚊帳の外。
とても聴く気になれないフリージャズ。
と、片付けていたんだが。
このレコードは、面白く楽しく聴ける。
このレコードは、面白く楽しく聴ける。
その立役者は、T.モントリューのピアノだろう。
このピアノが正統派だから、ブラクストンも守備範囲に入ってきた。
とはいえ、奇妙奇天烈としかいえないサックス。
E.ドルフィー&ベニー・ウォレスの融合。
そんなサックスプレイだと、私は思うんだが。
音質は奇抜で、ドルフィーのように聴こえる。
上り下りの壊れたエレベーター・フレーズ。
1音毎の乱高下の繰返しは不安定極まりない。
音質は奇抜で、ドルフィーのように聴こえる。
上り下りの壊れたエレベーター・フレーズ。
1音毎の乱高下の繰返しは不安定極まりない。
このフレーズは、まさしくベニー・ウォレスの如し。
一句
“壊れたか サックスプレイは エレベーター”
そんなぐちゃサックスの音を、掻き分けて。
登場してくるのは、モントリューのピアノ。
強く鋭いタッチで、爽快に飛ばす潔さがいい。
強く鋭いタッチで、爽快に飛ばす潔さがいい。
ぐちゃ者&若干真とも人が織り成すコンピレ。
尖った個性・テンションの高いプレイ。
尖った個性・テンションの高いプレイ。
この違和感が、何とも混沌と聴かせてくれます。
♪~ 「Marshmallow」ぐちゃ者&若干真とも人のコンピレが何ともいいです。