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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 偲ぶ心は、脅迫音《クリフォード・ジョーダン(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「クリフォード・ジョーダン」のレコード紹介です。~♪
 
C.ミンガスのし子、アバンギャルドに。
暴発・乱暴、斧でぶった切る迫音が。
ミンガスの創世界、今ここに再現。
 
一句
 “亡き師匠 偲ぶテナーは 迫か”


⑤『ホワット・イトゥ・イズ』(81)
《What It Is/Mal Waldron/Clifford Jordan》
クリフォード・ジョーダン(ts)、セシル・マクビー(b)、
マル・ウォルドロン(p)ダニー・リッチモンド(ds)
 
《Clifford Jordan Blog紹介》

《Mal Waldron(p) Blog紹介》

《Dannie Richmond(ds) Blog紹介》

④『Firm Roots』から6年後のプレイ。
リーダーはピアノのル・ウォルドロン。

ジョーダンのプレイは、④と大きく変わらない。
とにかく強い・強い、靭な音質。
太くソリッドな音質は、脅しテナーである。
音数が少ないからか、朴とつに「ぐいぐい」迫ってくる。

日本刀の鋭さではない。
でぶった切ってくる、脅迫感がある。
 
「ぐあぁ~ん・ごおぉ~ん」。
マルのピアノは「モールス信号」の爆撃打音。
「どがぁ~ん・がしゃぁ~ん」。
発・乱暴ドラムのリッチモンド。
ドラム・シンバルを叩きつける衝撃音が、共鳴し響き渡る。

アバンギャルドなピアノ&ドラム。
そして、ズ太い悲鳴のテナーが突ん裂く。
この3人、C.ミンガスGでえ上げた強者。
強靭なミンガスの世界を再創する、凄まじい連中である。
 
 一句
 “亡き師匠 偲ぶテナーは 迫か”
 
♪~「Charlie Parker's Last ~」バンギャルドなプレイをお楽しみ下さい。


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