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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 つぶれた音、バトル映え《クリフォード・ブラウン(tp)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズトランペット「クリフォード・ブラウン」のレコード紹介です。~♪
 
まるでおり騒ぎ、のジャムセッション。
負けるもんか、つぶれた音でむしゃらに。
Best な West Coast Jazz、とても言いい。
 
一句
“バトル映え 出来は今チ ジャムセッション”


④『ベスト・コースト・ジャズ』(54)
《Best Coast Jazz/Clifford Brown》
クリフォード・ブラウン(tp)、ハーブ・ゲラー&ジョー・メイニ(as)、
ウォルター・ベントン(ts)、ケニー・ドリュー(p)
カーティス・カウンス(b)、マックス・ローチ(ds)。
 
《Clifford Brown Blog紹介》

《Kenny Drew(p) Blog紹介》

まるで、おり騒ぎの演奏である。
1曲約20分という長~い曲を2曲収録。
各自アドリブ渡しで、延々とやっていく。
まさしく、誰がリーダーという訳でもないジャムセッション。

このジャケット、54年の録音風景が何ともいい。
4人のホーンが、1本のマイクを囲み演り合う。
パーテーションで仕切ってもいない、まさしくアルなジャズだ。

そんな光景を描きながら、長~い演奏を聴く。
演奏はまさに「え」る音の炎のようである。

West Coast Jazzをギャグったタイトル。
まさしく、西海岸ジャズのスト・プレイ。
というより西海岸特有の個性は感じれない。
軽やかさ・アレンジの巧さは微塵もなく、とにかく「むしゃら」。
 
東海岸ど真ん中のジャズと思える乗りだ。
ブラウンの音は、以前と異なり少々い。
つぶれた音で、忙しなくリズムを追っていく。

スピードに乗りまくる潔さが際立つ。
他の連中に負けてたまるか、ってな争心で突っ走ってる。
 
一句
“バトルえ 出来は今イチ ジャムセッション”

スローな曲の「You Go To My Head」。
つぶれたラッパは、とても粋とは言いい。
ブラウンにとって「Best Coast」とは言い難い、のでは。
 
♪~「Coronado」忙しなくリズムを追うトルプレイをお楽しみ下さい。


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