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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2 苦境のドン底からの美学《バック・ヒル(ts)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「バック・ヒル」のレコード紹介です。♪~♪  

便配達員、タクシードライバを経てデンマークへ!
苦境のン底から這い上った音!
迷いの無い・吹き抜く音に一種の学が!
『スコープ』(79)  《Scope/Buck Hill(ts)》
バック・ヒル(ts)、ケニー・バロン(p)、
バスター・ウイリアムス(b)、ビリー・ハート(ds)。
《Buck Hill Blog紹介》

彼の人生苦労話しを紹介。
若き頃からジャズマンではあったが、
生計のため50年代に便配達員。

60年代はクシードライバーで生計を維持。
ジャズ界へ本腰カンバックのため78年、デンマークへ移住。

苦境を乗り越えた人生観が創り上げたこのアルバム。
ジャケットのように、苦境のドン底にあえいだツラ構え。

とにかく、音とフレーズにいが無い。
強く太くストレートに吹き抜く音、
フレーズは清廉潔白、清々しい勢いがある。
心に共鳴する音は、感情が頂点に上り詰める勢いの音。

A#2 スケールを上げ、何度も何度も同じフレーズを繰り返す。
だが、飽きない。
繰り返しフレーズはドン底生活苦の悲鳴か。

羽詰った緊張感とい詰められた思い切りで吹き飛ばす。
ヒルの感情表現には「一種の美学」が観られる。
聴けば聴くほど、人生観と音楽観の凄まじさを感じる。

 ♪~♪  A#2の曲 羽詰った緊張感の音、そんなヒルをお聴き下さい。

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