だらずだらじゃず・本音ジャズ

№4 ラッパの金属音!負けて脇役に《ジミー・レイニー(g)》

US録音、やっと当り前のギターの音に!
艶やかなラッパの音! ギターの音にンマッチ!
金属楽器・ラッパに負け、ギターは役に控え・・・
一句
   “ ラッパに負け 素なギターは 脇役に ”
④『A』(54、55)
《A/Jimmy Raney》
YouTubeリンク》
54年録音:ジミー・レイニー(g)、ハル・オヴァートン(p)、
ティディー・コチック(b)、アート・マーディガン(ds)。
55年録音:ジョン・ウィルソン(tp)が加入し、ニック・スタビュラス(ds)に交替。

パリ録音の①~③と異なり、このUS録音は弦の音に伸びがある。
録音機材の違いだろうが、やっと当り前・普通のギターの音がする。
①、②の特徴はB.ジャスパー(ts)のガサ付き音が織成すスタルジック空間。
このレコードの特徴はトランペットが入っていること。
 
やかなラッパの音だが、ギターの音に合わない。
当時のギターの音は「生」に近い朴な音。
金属的なラッパの音に負け、ギターは役に控えた感じ。
 一句
   “ ラッパに負け 素朴なギターは 役に ”

せめて、フリューゲルホーンでソフトに攻めてくれれば良いが。
ラッパでは柔かなハイトーンでも、ガラッと場の囲気を変える。
まるで、乗用車の群の中でF-1マシーンが大爆音をあげてるような・・・

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