だらずだらじゃず・本音ジャズ

№2  人を「おちょくった・・」節回し?!《ヴォン・フリーマン(ts)》

「ゥワワァ~・ウウァ~」こんな強弱は要らない?
ヨレレェ~と駆け上がり「突発的にデカイ音」!
なんなんだ! 人を「ちょくった」この節回し?!

“ なんなんだ 驚きかした おちょくり音 ”
②『ハイド・パーク・アフター・ダーク』(81)
《Hyde Park After Dark/Von Freeman》
クリフォード・ジョーダン(ts)、ヴォン・フリーマン(ts)、
サイ・タフ(bassTp)、ノーマン・シモンズ(p)、
ヴィクター・スプロウレス(b)、ウィルバー・キャムベル(ds)。

何とも頼りない・ヨレレ・だらしない演奏か。
センターのテナーがジョーダン、Lよりがフリーマン。
レコード①から9年後の録音、フリーマンの音・フレーズの癖に変りなし。

「ゥワワァ~・ウウァ~」音を小さく・大きく・強調が目立つ。
ヨレレェ~、音階を駆け上がり「突発的にデカイ音が・・」と、
思えば弱々しく・細く・・。
人を「ちょくった」フレーズが面白い。
9年経ってもこの癖は健在だが、かなり控え目にはなった。
ジョーダンの太く・堂々とした音に比べ、フリーマンの異常音が際立つ。
 
一句  “ なんなんだ 驚きすかした ちょくり音 ”

バストランペットを初めて聴いた。
バルヴトロンボーンに良く似ているが、音の厚さ・深みはそれ程では無い。
ヴォン・フリーマンの子は同業・テナーマンのチコ・フリーマン。
次回からチコ・フリーマンと親父ヴォンとの音的DNAを探りたい。


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