だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 息子?DNA断ち切った!!《チコ・フリーマン(ts)》

比重が重く・音の核にを込め、グイグイと・・
「肉体&魂」全エネルギーでさ振り回し・・・
DNAち切った息子、末恐ろしい力量が!!
一句
“ 親子だが そんなの関係ぇ 面(つら)と音 ”
①『ビヨンド・ザ・レイン』(77)
《Beyond The Rain/Chico Freeman》
チコ・フリーマン(ts)、ヒルトン・ルイーズ(p)、ジュニー・ブース(b)、
エルヴィン・ジョーンズ(ds)、ジャムマ・サントス(perc)。
YouTubeリンク》
今回のチコ・フリーマンは前回・前々回紹介のヴォン・フリーマン繋がり。
ヴォンが親父で今回のチコは子。
親子揃って同業テナーマン、ツラ構えも似てないが音はく似ていない。
子繋がり? DNA?? そんなの関係ネェ~ってか。
 
一句 “ 親子だが そんなの関係ぇ 面(つら)と音”
 
このレコード、例えれば八宝菜とか五目焼きそば喰ってるような。
或いは濃厚豚骨ラーメン喰って、淡白塩ラーメン喰って・・・・るような。
次から次へとイメージのなる曲が飛び出し、次・何が?とドキドキもの。

A#1 ピアノレスで始まる箇所が迫力満載。
チコの吹き荒らす音&エルヴィンの叩き出すビートはJ.コルトレーンの再来?
A#2 一揆に前衛路線へ。
A#3 ピアノ・ベース&ドラムが焚きつける音はチコを炎上させ荒れまくる。
B#1 コルトレーン香る硬質な音、激しくさぶり回すバラードは絶品。

人を「すかした」ような「おちょくった」親父の音とは全く異なる。
持てる「肉体&の全エネルギー」をブツけてくる息子チコ。
身体&心を揺さぶり激震空間へ。
音の核にがあり、比重の重い音がグイグイ迫る。
このレコードは28歳(生49年)での録音、末恐ろしい力量を秘めている。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「SAX C《チコ・フリーマン》」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事