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ジャズトランペット「ドナルド・バード」のレコード紹介です。♪~♪
ジャズトランペット「ドナルド・バード」のレコード紹介です。♪~♪
音楽院で博士号取得、稀少なエリートさん。
ちょっと「澄ました」、気取ったラッパ屋さん。
22歳でデビュー、第一弾・二弾を立続けに。
一句
“ラッパ吹き 気取って澄まして エリートか”
①『バーズ・ワード』(55)
《Byr'd Word/Donald Byrd》
ドナルド・バード(tp)、フランク・フォスター(ts)、
《Byr'd Word/Donald Byrd》
ドナルド・バード(tp)、フランク・フォスター(ts)、
ハンク・ジョーンズ(p)、デイヴ・チェンバース(b)、ケニー・クラーク(ds)。
《Frank Foster Blog紹介》
②『Frankly Speakin』№2 Two Franks!フランクリー・バトル《フランク・フォスター(ts)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
《Hank Jones Blog紹介》
⑧『Milestones』(78)№8 乗りまくれ!走るビート《ハンク・ジョーンズ(p)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
《Gigi Gryce Blog紹介》
②『igi Gryce』(57.3)№2 フラスコ?ジャズ実験室?《ジジ・グライス(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
勢いだけのバードが嫌いだ。
所有の6枚を聴くのも、ちょっと勇気が入る。
というのは、嫌な記憶が蘇るから。
ジジ・グライス(as)との共演が嫌いだから。
細身のラッパが、潔く斬り込む。
L.モーガン程激しい突撃ラッパではない。
歌心あるフレーズで、且つ勢いがある。
細身のラッパが、潔く斬り込む。
L.モーガン程激しい突撃ラッパではない。
歌心あるフレーズで、且つ勢いがある。
だが、ちょっと「澄ました」気取った音だ。
「Star Eyes」の丸味ある・ふくよかな音。
「Winterset」は、むしろ音圧控え目な音。
「Star Eyes」の丸味ある・ふくよかな音。
「Winterset」は、むしろ音圧控え目な音。
弱さが観えるフレーズともいえる。
多様な表現力で魅せる巧さが、持ち味のようだ。
どうも、勢いばかりのラッパ屋さんではない。
C.ブラウンの後継者と称されるが、納得できる。
バードは22歳(55年)の時、NYでプロデビュー。
この年、初リーダ作『Byrd Jazz』を録音。
当①は第二作として、同年に録音している。
音楽院を卒業し、博士号を取得。
この頃では稀少なエリート・ジャズマンといえる。
一句
“ラッパ吹き 気取って澄まして エリートか”
翌56年、A.ブレイキーのJazz Mesengersへ入団。
キャリア組への第一歩を歩んだといえる。
G.グライスとの共演は、実験的取組みの演奏。
エリートさんらしいステップを踏んでいくこととなる。
♪~♪ クール感を漂わし、どっかエリートさんらしさがあると思いませんか。