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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 気取って澄ましたエリート《ドナルド・バード(tp)》

♪~♪ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ドナルド・バード」のレコード紹介です。♪~♪
 
音楽院で博士号取得、稀なエリートさん。
ちょっと「ました」、気取ったラッパ屋さん。
22歳でデビュー、第一弾・二弾を立続けに。
 
一句
“ラッパ吹き 気取ってまして エリートか”

①『バーズ・ワード』(55)
《Byr'd Word/Donald Byrd》
ドナルド・バード(tp)、フランク・フォスター(ts)
ハンク・ジョーンズ(p)、デイヴ・チェンバース(b)、ケニー・クラーク(ds)。

《Frank Foster Blog紹介》

《Hank Jones Blog紹介》

《Gigi Gryce Blog紹介》

いだけのバードが嫌いだ。
所有の6枚を聴くのも、ちょっと勇気が入る。
というのは、な記憶が蘇るから。
ジジ・グライス(as)との共演が嫌いだから。

細身のラッパが、く斬り込む。
L.モーガン程激しい突撃ラッパではない。
歌心あるフレーズで、且つ勢いがある。
だが、ちょっと「ました」気取った音だ。

「Star Eyes」の丸味ある・ふくよかな音。
「Winterset」は、むしろ音圧控え目な音。
弱さが観えるフレーズともいえる。
様な表現力で魅せる巧さが、持ち味のようだ。

どうも、勢いばかりのラッパ屋さんではない。
C.ブラウンの後者と称されるが、納得できる。

バードは22歳(55年)の時、NYでプロデビュー。
この年、初リーダ作『Byrd Jazz』を録音。
当①は第二作として、同年に録音している。

音楽院を卒業し、士号を取得。
この頃では稀少なエリート・ジャズマンといえる。
 
一句
“ラッパ吹き 気取ってまして エリートか”

翌56年、A.レイキーのJazz Mesengersへ入団。
キャリア組への第一歩を歩んだといえる。
G.グライスとの共演は、実験的取組みの演奏。
エリートさんらしいステップを踏んでいくこととなる。
 
♪~♪  クール感を漂わし、どっかリートさんらしさがあると思いませんか。


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