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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№3 邪魔なリーダー、俺の音は《フランク・フォスター(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「フランク・フォスター」のレコード紹介です。~♪
 
突き抜ける、「ピリピリ」くラッパ。
影にれたフォスター、どうも元気が無い。
前年の初リーダー作、あのいは何処いった。
 
一句
 “俺の音 邪なリーダー 思いつつ”


③『バーズ・ワード』(55)
《Byrd's Word/Donald Byrd/Frank Foster》
フランク・フォスター(ts)、ドナルド・バード(tp)
ハンク・ジョーンズ(p)、ケニー・クラーク(ds)、デイヴ・チェンバース(b)。

《Donald Byrd(tp) Blog紹介》

《Frank Foster Blog紹介》


最近、70年代の役のフォスターを多く聴く。
勢いの良さが気に入り、ちょっと気になり。
脇役参加ものを数枚取り出し、聴いてみた。

リーダー作は①『Here Come's』(54)。
当③は、この翌年の演奏となる。

①はブリリアントにバリバリの勢いがあった。
ところが、打って変わって当③の大人しいこと。
太い音が、々と響いているだけ。
まさに拍子抜け、つまらなさにがっかりである。

当③はドナルド・バードの2枚目のリーダー作。
バードの突き抜けるかしい、中太のラッパ。
癖もなく、小ざかしいテクを使わない音質が清々しい。

こんなバードの影に隠れ、素なもんである。
or リーダーのバードに一目置いたか。
脇役に甘んじ、どうも元気が無い。
速い曲は勢いもみせるが、やっぱバードに軍配が上がる。
 
 一句
 “俺の音 邪なリーダー 思いつつ”

フォスターは53~64年、ベイシー楽団に在籍。
だから太くーマルな音質か、と納得もする。
勢いのある初リーダー作①と比べると。
どうにもこうにも、メリハリ感が無く残念でならない。
 
♪~ 「Winterset」輝くラッパの陰にれたテナー、ちょっと可哀想で・・。


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