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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№7 激に穏かに、歌心を《フランク・フォスター(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「フランク・フォスター」のレコード紹介です。♪~ 
 
時にスムースに、間を空けステリックに。
歌心のフレーズに、リーキー音で激情を。
色彩豊かでイナミック、中々楽しめます。

一句
 “ジャズテナー 激穏豊に 心”


⑦『ルーツ、ブランチェス&ダンセス』(78)
《Roots,Branches&Dances/Ronnie Mathews/Frank Foster》
フランク・フォスター(ts,ss)、レイ・ドラモンド(b)、
ロニー・マシューズ(p)、アル・フォスター(ds)、
アゼリン・ウェストン(perc)。
 
《Frank Foster Blog紹介》

《Ronnie Mathews(p) Blog紹介》

リーダーはマシューズ(p)で、カルテット。
録音のせいか? フォスターの音が変わった。
以前は、ず太く・強さだけの売りテナーだった。

当⑥ではソリッドで、痩せて神経質な音質に。
だが、フレーズが豊かになったのは有難い。
堂々と・たっぷりと、心豊かなフレーズが何ともいい。

ソプラノのさで、聴かせてくれる曲は。
ワルツの「Salima's Dance」。
 
以前のソプラノは、速吹きの音数勝負だった。
この曲は、自体で無理なく・安定感がある。
時には激な表情で魅せ、以前との違いを魅せつけてくる。

アルバム全体に沈滞ムードが漂うが。
「Thews' Blues」だけは、軽さが際立つ。

ちょっと大人しいマシューズのピアノで始る。
軽快なリズムにのり、ピアノに馬力がのる。
そして、量級テナーに替わり激ってくる。
以前のような力づくの押売りテナーではない。
 
時にスムースに、間を空け・ヒステリックに。
歌心のフレーズに、フリーキー音で激情を。
豊かでダイナミックなフォスターが楽しめます。
 
 一句
 “ジャズテナー 激穏豊に 心”
 
♪~ 「Thews' Blues」強さに色の豊かさが加わった。お楽しみ下さい。


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