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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№5 圧倒するも、飽きもきて《フランク・フォスター(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「フランク・フォスター」のレコード紹介です。~♪
 
誠実・実、融通の利かない方か?
「ごぼぉお~」ど肝を抜く、圧する太さ。
ただフレーズの工夫に欠け、どうもきが・・。
 
一句
 “剛音テナー こればっかり きもきて”


⑤『ステッピン・インツ・ビューティー』(77)
《Steppin' Into Beauty/Hilton Ruiz/Frank Foster》
フランク・フォスター(sx)、ヒルトン・ルイーズ(p)、
バスター・ウィリアムスorハキム・ジャミ(b)、
ロイ・ブルックスorスティーヴ・ソルダー(ds)、
リチャード・ウィリアムス(tp)
 
《Frank Foster Blog紹介》

《Richard Williams(tp) Blog紹介》

④『Excition』と同年録音。
2セッション収録で、一方は④と同一メンバー。
リーダーは、ピアノのルトン・ルイーズ。

フォスターって、誠実・実な方なのか?
or 融通の利かない方なのか?

「ぶぉお~・ごぼぉお~」とにかくず太い音だ。
強弱を意識せず、力まかせで吹きまくる。
まさに、活量に頼りきったヴォリューム感だ。
こんなとこが不器用というか、融通が利かないというか。

一瞬ど肝を抜き、圧倒してくる圧力には驚く。
フリーキーな感情表現もあり、力演といえるが。
フレーズ・音質の工夫に欠け、きがきて・・。
パワー勝負の力技、まぁ~これも個性かも。
 
 一句
 “剛音テナー こればっかり きもきて”

そんな凄味で聴かせる「The Last Profit」。
アルバムの中でも、聴かせどころの一曲。
ブルックス(ds)のオリジナルで、活きの良いテンリズムです。

約14分の大作「Excition」。
フォスターの速吹きソプラノが聴ける。
③と同様、音数の多さで圧倒はしてくるが。
どうも々しいだけのようで、魅力に欠けるのが残念。
 
♪~ 「The Last Profit」活きの良いテンリズムで力技で魅せます。


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