№17 再起？激辛ペッパー《アート・ペッパー(as)》

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　ジャズサックス「アート・ペッパー」のレコード紹介です。♪～♪
 

薬中逮捕・療養、空白の15年間を経て！

やっと、たくましさ＆安定感の音に！

一瞬の間、勢い・抑揚が豊かに！

 

復帰後のペッパーで一句

　“ペッパーの　望む刺激に　まだ足らず”

⑰『アモング・フレンズ』(78)
《Among Friends/Art pepper》
アート・ペッパー(as)、ラス・フリーマン(p)、

ボブ・マグヌッセン(b)、フランク・バトラー(ds)。
《Art pepper Blog紹介》

⑮『Living Legend』(75) №15　　慰霊碑！これが最期でも・・《アート・ペッパー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ
⑯『The Trip』(76) (続)№16 アドリヴのドライフラワー《アート・ペッパー(as)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

薬中逮捕・療養、空白の15年間。
復帰第一作⑮『Living Legend』から3年後のアルバム。

⑯『The Trip』から2年後のプレイ。
当⑰は随分アルトの音質が変わった。
核となる音が強く、若干の質量がある。

吹き抜いていく勢い・抑揚が豊かに。

たくましいアルトの音に、身を委ねると。

①②とは異なる安定感に気づく。

ぐいぐい引き込んでいく頼もしさはグルーヴ。
派手さはないリズム陣だからか。

ペッパーの動きが浮き彫りにされる。

オリジナルのタイトル曲は推し。
ペッパーのアルバムでも、別格のプレイで魅せる。

一瞬息を抜く間の音は、当時を思い浮かべる。

60年以前のペッパー・ファンの私だが。

勢い良く唄うアルバムで、イチ推し。

ただ、70年代・他のアルトプレーヤーに比べれば・・・。
となると、個性の抜けは今イチか。
 

♪～♪ 　たくましいアルトの音に変わったペッパーをお楽しみ下さい。