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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№3 「バリガリ」邪魔な音が《ドナルド・バード(tp)》

♪~♪ ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ドナルド・バード」のレコード紹介です。♪~♪
 
張りのある・落着いた、安感の音。
豊かなメロディーが、々たるサウンドに。
ただ「ガリガリ」バリトンが、しくて・・
 
一句
 “和むジャズ バリガリ魔な バリトンか”

③『バード・イン・ハンド』(59)
《Byrd In Hand/Donald Byrd》
ドナルド・バード(tp)、チャーリー・ラウズ(ts)
ウォルター・デイヴィスJR.(p)、
ペッパー・アダムス(bs)、サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)。

《Donald Byrd Blog紹介》

《チャーリー・ラウズ(ts)参加のアルバム》

当③は少しだけカラーを変えてきた。
ディアムテンポの曲を多く収録。
斬込み隊長のラッパ屋さんは、少しお休みを。
ってな、アルバム創りである。

張りのあるバードのラッパの音。
落ち着いたフレーズは、安感の音。
無理に気張らない音質は、好感がもてる。
まさしく、ハードバップど真ん中の王道をいく。

L.モーガンのラッパとは真なスタイル。
彼のように針先で突き回す痛々しさはない。

バードは時に輝き、ハイトーンで突んく。
清々しいハイトーンは、天を貫く。
そして、豊かなメロディーがゆったりと和ます。
堂々たるサウンドは、らしくも聴こえる。

変わらぬのは、3ホーン編成。
「ジャリジャリ・ガリガリ」
アダムスのバリトンは、ここでも力量発揮。
どのアルバムを聴いても、を噛んだ貝を喰ってるような音。

この「ガリガリ」バリトン、どうにかして欲しい。
出来れば、メンバーチェンジでしい御方を。
テナーだって、もっと控え目な方を望むのだが。
 
 一句
 “和むジャズ バリガリ魔な バリトンか”

Blue Noteの3ホーン編成は、もう御弁を。
バードのワンホーンでゆったりと和みたいんです。
 
♪~♪  豊かなメロディーで、ゆったりとますバードをお楽しみ下さい。


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