9月14日に管理している阿久比430DstarレピータのGWサーバをRaspberry Piに置き換え運用を開始しました。
置換え時点ではrpi-multi_forwardが上位サーバとの通信ができない為約1分程で再起動を繰り返す事象が発生していました。
その他の機能には問題がない様でしたのでrpi-multi_forwardのServiceはDisableにて起動を抑止して本番運用開始しました。
帰宅後検討の上CentOS機でも発生していた各serviceの起動順によるものとではないかと推察し、リモート接続にてrpi-xchange.serviceによる起動タイミングを1分程度遅延させるべく、rpi-xchange.timerを作成し、Enable化したところ問題は無事解決しました。
その他APRS上から阿久比430の表示が消えてしまっていますがこれはまだ未解決の既知問題でしょうか?
各局から送られたGPS情報は問題なくAPRSに送られて表示出来ている様ですので良しとしました。
新規追加機能の紹介
・EchoBack機能を搭載 (阿久比430山掛け時のみ有効)
使い方 → From 阿久比430(JP2YHN A)
to JP2YHN Z
PTTを押して何かお話した内容がそのままバックされてきます。
・ターミナルモード利用時ポート開放無しでも待受けが可能
(UDPホールパンチングの設定も不要)
→ ターミナルモードで接続しているレピータからコールサイン指定で
呼ぶと受信できます。
他のレピータからのコールサイン指定では受信できません。
【理由】
ターミナルモードで接続したレピータがDSTARの位置情報
(利用・接続中のレピータ)上のレピータとはならず、
ターミナルモード局が位置情報として登録されるため、
他のレピータからのコールサイン指定呼出では阿久比430を
経由しないので受信が出来ないという事でした。
※この置換えは既存のCentOS機の改修の為の処置で無事AlmaLinux化が完了した後にはRaspdでの運用は終了となる予定です。
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