2/6に阿久比430をタヌキワッチしていたらゲート越えQSOが途中で途絶えてしまう事象を2件確認しました。
最初はよくある事と思っていましたが気になったので色々と調べてみたところこれまた色々な不具合が見つかってしまいました。
一応全部修復しています。
問題点を絞り込む為アイソレーション(切り分け)を実施しました。
・Dstarシステムのログ情報等を確認
阿久比430で受信(RF)した音声はNoraGateway経由でモニターOK
阿久比430レピーターとゲートウェイサーバ間の通信は問題なし
・近隣レピーターを使ってゲート越えの確認
1. 半田430 → 阿久比430 NG
2. 阿久比430 → 半田430 NG
・xchange statusを確認
全てOKとなっている特に異常な表示はない又、システム自体の負荷も低い(5%以下)
<< 下図は再起動後の状況表示サンプル>>
以上の事から、阿久比430ゲートウェイサーバで稼働しているxchangeから先のdsgwdの不具合と判断しゲートウェイサーバをリモートにて再起動を実施しました。
ゲート越通信が復旧した事を確認。 (半田430 ⇔ 阿久比430 双方向OK)
念のため、外部の自動応答システムへカーチャンクをして問題なく応答が返ってくることも確認できました。
【余談】DSTAR Now! に表示しない件は別の問題でした。
dstatusをupdateしたら更新され復旧しました。
dstatus.x86_64 0:00.01-0.el7 → dstatus.x86_64 0:00.04-0.el7
自動更新されていない原因は自動更新のcronに実行権が付与されていない為でしたので chmod 755 で実行権の付与を実施しました。
付与前:-rw-r--r-- 1 root root 160 10月 18 00:07 dstatus
↓
付与後:-rwxr-xr-x 1 root root 160 10月 18 00:07 dstatus
↓
付与後:-rwxr-xr-x 1 root root 160 10月 18 00:07 dstatus
実行権が付与されていない原因は不明です、サーバ構築時はその様な操作は要求されていない為、サーバ構築後のチェックポイントとして追加した方が良いかも知れません。
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