dmonitorの1.65(~1.66-1)の更新でまたまた時限爆弾が仕込まれたようです。
1.67で時限爆弾の解除がされたようですがこのバージョンのイメージファイルにももう少し時間に余裕がある時限爆弾がまだ残っているようです。そこで完全解除する為に【 dmonitor-01.68 】というイメージファイルが提供されました。
SDカードのサイズにも拠りますが、イメージファイルを焼いただけではSDカードの全容量を使用していません、元々のファイルサイズが小さい為ログ類が溜まってくるとファイルのパンクが発生して起動不可やUpdate不可に陥る事になります。
SDカードの全容量を利用する様にファイルシステムの拡張処理を実施してこの時限爆弾を解除する様にして下さい。
解除方法(ファイルシステムの拡張):
$ sudo raspi-config
→ Raspberry Pi Software Configuration Tool (raspi-config)画面を表示
【6 Advanced Options Configure advanced settings】を選択して
<Select> を選択
【A1 Expand Filesystem Ensures that all of the SD card is available】
【A1 Expand Filesystem Ensures that all of the SD card is available】
を選択して<Select>を選択して実行
再起動をすると「/」のファイルサイズが拡張されSDカードが目一杯使用されるようになります。
再起動後
$ df -h
ファイルシス サイズ 使用 残り 使用% マウント位置
/dev/root 14G 4.1G 9.3G 31% /
/dev/root 14G 4.1G 9.3G 31% /
devtmpfs 430M 0 430M 0% /dev
tmpfs 463M 0 463M 0% /dev/shm
tmpfs 463M 6.3M 456M 2% /run
tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock
tmpfs 463M 0 463M 0% /sys/fs/cgroup
tmpfs 1.0M 84K 940K 9% /var/tmp
/dev/mmcblk0p1 253M 48M 205M 19% /boot
tmpfs 93M 4.0K 93M 1% /run/user/1000
tmpfs 463M 0 463M 0% /dev/shm
tmpfs 463M 6.3M 456M 2% /run
tmpfs 5.0M 4.0K 5.0M 1% /run/lock
tmpfs 463M 0 463M 0% /sys/fs/cgroup
tmpfs 1.0M 84K 940K 9% /var/tmp
/dev/mmcblk0p1 253M 48M 205M 19% /boot
tmpfs 93M 4.0K 93M 1% /run/user/1000
16GB SDカードの一例です、「/」の残りが増えてサイズの総和が16GB近辺になっていればOKです。(実行前のデータが無いのでご勘弁を)
何時頃からか記憶はないですがRaspberry pi OSは初回起動時に自動的にファイルシステムの拡張をしてくれている(?)のですが私はおまじない的に初回起動後にこの処理を実行しています。
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