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57作目となるNHK大河ドラマ『西郷どん(セゴどん)』です。
西郷隆盛は、薩長同盟・江戸城無血開城など日本史のターニングポイントに登場しますが、その49年の人生は多くの謎に満ちていた人物といわれています。
西郷は“三度死んだ”とも言われ、奄美大島、沖永良部島へ二度の島流し、生涯で三人の女性と結婚。数々の困難を乗り越えながら歴史の中心人物となっていく姿が描かれます。
【今回のみどころ】
薩摩の貧しい下級武士の家に生まれ育った西郷の幼名は小吉、そして吉之助と名乗っていました。
両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くものの、困った人を見ると放っておけず、自分の給金、弁当も与えてしまう性格。そんな愚直な西郷に、藩主・島津斉彬は目を留めるのでした。
「民の幸せこそが国を富ませ、強くする」という斉彬に西郷は心酔し、斉彬の密命を帯びて江戸、京の都で奔走します。
生涯の師と仰いだ斉彬との出会いと別れ、篤姫との淡い恋、仲間たちとの友情、そして反目。その類まれな行動力と知力で人生を切り拓き、極貧の下級武士に過ぎなかった西郷は、勝海舟、坂本龍馬と出会って、 ついには徳川幕府を転覆させ明治政府を作り上げるも、最後はその新政府に反し、悲劇的な死を遂げるのでした。
語りを務める西田敏行さんが西郷を演じた大河ドラマ「飛ぶが如く」でも 描かれなかった少年時代は見どころの一つだそうです。
また、撮影に際しては、CGを使っておらず、桜島や奄美大島など鹿児島の雄大な自然の映像で構成されたタイトルバックも見どころの一つです。
いよいよ革命編に入りました。
島までの時間を経て「天命」と「人への愛」に気づいた吉之助は、さらに異国が攻めてくる恐怖に触れた人間としてはっきりと政治的意図を持って動き出します。
【第34話・「将軍慶喜」あらすじ】
慶喜(松田翔太さん)は将軍の座につきフランス公使ロッシュから軍事支援を取りつける。その裏に危険な取り引きがある事を知った吉之助(鈴木亮平さん)はついに武力討幕を断行する。
将軍家茂が21歳の若さで亡くなる。慶喜(松田翔太さん)は周囲の予想を覆し将軍の座につく。間もなく孝明天皇が崩御。
吉之助(鈴木亮平さん)と一蔵(瑛太さん)は岩倉(笑福亭鶴瓶さん)と共に有力藩主たちで四侯会議を開き幕府をけん制しようとするが、慶喜にうまくあしらわれてしまう。さらに慶喜はフランス公使ロッシュと結び軍事支援を取りつける。その裏側に慶喜の危険な取り引きがあることを知った吉之助は、ついに武力討幕を決意する。
☞ 『将軍慶喜』
【バックナンバー】
第1話 : 『薩摩のやっせんぼ』
第2話 : 『立派なお侍』
第3話 : 『子どもは国の宝』
第4話 : 『新しき藩主』
第5話 : 『相撲じゃ!相撲じゃ!』
第6話 : 『謎の漂流者』
第7話 : 『背中の母』
第8話 : 『不吉な嫁』
第9話 : 『江戸のヒー様』
第10話 : 『篤姫はどこへ』
第11話 : 『斉彬暗殺』
第12話 : 『運の強き姫君』
第13話 : 『変わらない友』
第14話 : 『慶喜の本気』
第15話 : 『殿の死』
第16話 : 『斉彬の遺言』
第17話 : 『西郷入水』
第18話 : 『流人 菊池源吾』
第19話 : 『愛加那』
第20話 : 『正助の黒い石』
第21話 : 『別れの唄』
第22話 : 『偉大な兄 地ごろな弟』
第23話 : 『寺田屋騒動』
第24話 : 『地の果てにて』
第25話 : 『生かされ』
SP番(号外) : 特番「いざ革命へ!西郷と4人の男たち」 龍馬ら四英傑の魅力と金言を探る!
第26話 : 『西郷 京へ』
第27話 : 『禁門の変』
第28話 : 『勝と龍馬』
第29話 : 『三度目の結婚』
第30話 : 『怪人 岩倉具視』
第31話 : 『龍馬との約束』
第32話 : 『薩長同盟』
第33話 : 『糸の誓い』
第34話 : 『将軍慶喜』
【関連情報】
【今こそ知りたい幕末明治】(73)西郷菊次郎と新納家の縁
NHK大河ドラマ「西郷どん」を時代考証するに当たって、放送前に『西郷家の人びと』(角川書店)を出版した。
そこでは、ゆかりの人物113人を紹介した。中でも、西郷隆盛と愛加那(あいかな)との長男、菊次郎と長女の菊草(きくそう)に多くの紙数を割いた。菊次郎の人生は波乱に富んだもので、その功績はさすが隆盛の長男と感嘆させられる。
菊次郎は幕末の万延2(1861)年1月2日、奄美大島龍郷(たつごう)で誕生した。翌年、妹の菊草が生まれた。2人兄妹である。明治2年、満8歳で鹿児島武村の西郷家に引き取られ、隆盛の3番目の妻・糸の手で養育された。菊草も明治8年までに上鹿し、菊子と名を改めた。当時、西郷家には、糸の実子の寅太郎と午次郎、酉三(ゆうぞう)がいた。糸は愛加那の子供2人をわが子のように養育した。
続きを見る☞>>>
【一押し情報】
世代を超え、「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことを明らかに・・・。
「西郷家の人びと」を丁寧に追うことで、西郷隆盛一人ではなく、世代を超えて群生する西郷家の人材・人的資源の「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことが見て取れます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
57作目となるNHK大河ドラマ『西郷どん(セゴどん)』です。
西郷隆盛は、薩長同盟・江戸城無血開城など日本史のターニングポイントに登場しますが、その49年の人生は多くの謎に満ちていた人物といわれています。
西郷は“三度死んだ”とも言われ、奄美大島、沖永良部島へ二度の島流し、生涯で三人の女性と結婚。数々の困難を乗り越えながら歴史の中心人物となっていく姿が描かれます。
【今回のみどころ】
薩摩の貧しい下級武士の家に生まれ育った西郷の幼名は小吉、そして吉之助と名乗っていました。
両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くものの、困った人を見ると放っておけず、自分の給金、弁当も与えてしまう性格。そんな愚直な西郷に、藩主・島津斉彬は目を留めるのでした。
「民の幸せこそが国を富ませ、強くする」という斉彬に西郷は心酔し、斉彬の密命を帯びて江戸、京の都で奔走します。
生涯の師と仰いだ斉彬との出会いと別れ、篤姫との淡い恋、仲間たちとの友情、そして反目。その類まれな行動力と知力で人生を切り拓き、極貧の下級武士に過ぎなかった西郷は、勝海舟、坂本龍馬と出会って、 ついには徳川幕府を転覆させ明治政府を作り上げるも、最後はその新政府に反し、悲劇的な死を遂げるのでした。
語りを務める西田敏行さんが西郷を演じた大河ドラマ「飛ぶが如く」でも 描かれなかった少年時代は見どころの一つだそうです。
また、撮影に際しては、CGを使っておらず、桜島や奄美大島など鹿児島の雄大な自然の映像で構成されたタイトルバックも見どころの一つです。
いよいよ革命編に入りました。
島までの時間を経て「天命」と「人への愛」に気づいた吉之助は、さらに異国が攻めてくる恐怖に触れた人間としてはっきりと政治的意図を持って動き出します。
【第34話・「将軍慶喜」あらすじ】
慶喜(松田翔太さん)は将軍の座につきフランス公使ロッシュから軍事支援を取りつける。その裏に危険な取り引きがある事を知った吉之助(鈴木亮平さん)はついに武力討幕を断行する。
将軍家茂が21歳の若さで亡くなる。慶喜(松田翔太さん)は周囲の予想を覆し将軍の座につく。間もなく孝明天皇が崩御。
吉之助(鈴木亮平さん)と一蔵(瑛太さん)は岩倉(笑福亭鶴瓶さん)と共に有力藩主たちで四侯会議を開き幕府をけん制しようとするが、慶喜にうまくあしらわれてしまう。さらに慶喜はフランス公使ロッシュと結び軍事支援を取りつける。その裏側に慶喜の危険な取り引きがあることを知った吉之助は、ついに武力討幕を決意する。
☞ 『将軍慶喜』
【バックナンバー】
第1話 : 『薩摩のやっせんぼ』
第2話 : 『立派なお侍』
第3話 : 『子どもは国の宝』
第4話 : 『新しき藩主』
第5話 : 『相撲じゃ!相撲じゃ!』
第6話 : 『謎の漂流者』
第7話 : 『背中の母』
第8話 : 『不吉な嫁』
第9話 : 『江戸のヒー様』
第10話 : 『篤姫はどこへ』
第11話 : 『斉彬暗殺』
第12話 : 『運の強き姫君』
第13話 : 『変わらない友』
第14話 : 『慶喜の本気』
第15話 : 『殿の死』
第16話 : 『斉彬の遺言』
第17話 : 『西郷入水』
第18話 : 『流人 菊池源吾』
第19話 : 『愛加那』
第20話 : 『正助の黒い石』
第21話 : 『別れの唄』
第22話 : 『偉大な兄 地ごろな弟』
第23話 : 『寺田屋騒動』
第24話 : 『地の果てにて』
第25話 : 『生かされ』
SP番(号外) : 特番「いざ革命へ!西郷と4人の男たち」 龍馬ら四英傑の魅力と金言を探る!
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第27話 : 『禁門の変』
第28話 : 『勝と龍馬』
第29話 : 『三度目の結婚』
第30話 : 『怪人 岩倉具視』
第31話 : 『龍馬との約束』
第32話 : 『薩長同盟』
第33話 : 『糸の誓い』
第34話 : 『将軍慶喜』
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【今こそ知りたい幕末明治】(73)西郷菊次郎と新納家の縁
NHK大河ドラマ「西郷どん」を時代考証するに当たって、放送前に『西郷家の人びと』(角川書店)を出版した。
そこでは、ゆかりの人物113人を紹介した。中でも、西郷隆盛と愛加那(あいかな)との長男、菊次郎と長女の菊草(きくそう)に多くの紙数を割いた。菊次郎の人生は波乱に富んだもので、その功績はさすが隆盛の長男と感嘆させられる。
菊次郎は幕末の万延2(1861)年1月2日、奄美大島龍郷(たつごう)で誕生した。翌年、妹の菊草が生まれた。2人兄妹である。明治2年、満8歳で鹿児島武村の西郷家に引き取られ、隆盛の3番目の妻・糸の手で養育された。菊草も明治8年までに上鹿し、菊子と名を改めた。当時、西郷家には、糸の実子の寅太郎と午次郎、酉三(ゆうぞう)がいた。糸は愛加那の子供2人をわが子のように養育した。
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世代を超え、「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことを明らかに・・・。
「西郷家の人びと」を丁寧に追うことで、西郷隆盛一人ではなく、世代を超えて群生する西郷家の人材・人的資源の「西郷的なもの」が歴史を動かしてきたことが見て取れます。
最後までお読みいただきありがとうございました。