絵本・世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

日本での発行部数が16万分を超えた絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』
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2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでしたが世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていったのですが、しかし、これといった名案は出ません。そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。演説の壇上に立ったムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツすがただったそうです。
スピーチでは、、欲望に満ちた文明が人類を危機に陥れていると訴え「私たち自身の生き方を見直さなければならないと」と呼びかけたそうです。演説は反響を呼びました。

実は、
「世界でいちばん貧しい大統領」の愛称で知られる南米ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカさん本日(5日)に日本を初訪問されるそうです。
訪問の理由は「本当の幸せについて、日本の人々と相互理解を深めたい」と説明しているそうです。

ムヒカさんはゲリラ活動により投獄された後、1994年に国会議員となり、2010年から昨年にかけては大統領を務めました。
給料の大半を貧しい人々に寄付し、古い愛車を自分で運転し、農場で質素に暮らす清貧ぶりで国民に愛されていました。

日本に滞在中は、記者会見や大学生を対象にした講演会が予定されています。
テレビでは、4月8日フジテレビで『来日緊急スペシャル・前ウルグアイ大統領 ホセ・ムヒカ氏の初来日決定！池上彰が“世界一貧しい大統領”に問う…』と題して午後7:00から放送されます。


政治家としての業績を紹介する書籍がKADOKAWAから3月25日に発売されています。
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ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領 (角川文庫)






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