最近「この曲って最初に聞いた演奏、誰の演奏だったっけ?」と思うことがありまして、貪欲にラジオを聴いていた高校を思い出しております。昔はテープに録音して聴いておりまして、そのテープは今いずこ状態。思い出せる限り、思い出していきます。
今日は、ベートーヴェン(1770-1827)のピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37。1800年に書かれ、出版されたのは1804年。この時期のベートーヴェンは、まるで大作「英雄」交響曲に向けて、最も創造力に溢れた作品を次々と発表しています。
1803年4月5日の初演は、交響曲第2番とオラトリオ「かんらん山上のキリスト」の初演とともに行われました。
- ヴラディーミル・アシュケナージ (p)
- ズービン・メータ指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1983年の録音。アシュケナージにとって2度目のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集だなんて高校当時はつゆ知らず。第1楽章冒頭のオーケストラだけで演奏される第1主題提示部で曲が終わり?と勘違いした思い出があります。 ちなみに、第4番のピアノ協奏曲も同じコンビの演奏でした。
久しぶりに聞いてみたら、音も良いし、演奏も良いし、文句のつけようがないです。懐かしい。
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