地味女生活 旅の記録帳

地味な女、略して地味女(ジミージョ)が地味に趣味にしている旅の不定期記録帳です。

2014年7月9~13日 バリ島・ウブド 10

2014-08-14 19:42:04 | バリ・ウブド
さて、ゴアガジャに向かいます。

ここは古代遺跡ですね。
「ゴア」というのが洞窟という意味で、「ガジャ」というのが象という意味らしく、バリ島には象はいないから多分、象みたいに大きな洞窟って意味ではないかとか、近くを流れている川が象の川と呼ばれてるからとか、諸説あるんですが。

ここは色々謎の多い遺跡らしく、その謎はまだ解明中らしい。





洞窟の入り口。


カデさんが苦笑いしながら『この中はとても暑いですよ~。』と。

確かに暑い。

そして、私のしょっぺー腕では薄暗い洞窟の中を上手に撮影する事は不可能でした~!

唯一なんとなく撮れた一枚がこちら。
瞑想用の横穴。


中は薄暗くて、じめっとしていて、確かに蒸し暑い。

内部はT字状になっていて、左奥にはガネーシャ像が、右奥にはヒンドゥー教の三神が祀られていて、瞑想や修行のための洞窟だったのではないかといわれているようです。
確かに、洞窟の中に小さくくり抜かれた場所が数か所ありました。

そして、この洞窟の前には1954年に発掘された沐浴場の遺跡も残っていました。

発掘されるまで、この広場の下に眠っておられた様で、この年に起こった地震で地盤が緩んで下から、ほぼ完璧な姿で現れたのがこの沐浴場。





6体の女神さまが持つ瓶の中から水が止めどなく流れています。

しかし、実はこの像は7体あって、真ん中にガネーシャ像があったとか。

確かによく見れば真ん中は空いているよね。

いやー、遺跡なかなか奥が深いです。



さて、そろそろお腹も空いてきたのでランチにしましょ~!

カデさんが連れて行ってくれたのが、WARUNG JANGGAR ULAMというお店。

このウブド滞在で食べた食事の中でダントツ一番おいしいお店だったのでした。

ここも靴を脱いで上がるあずまや風の座敷があって、風が抜けて本当に気持ち良い場所でしたのよ~!!!

カデさんがお店の方に良い景色の席がないか聞いてくれて、そのおかげで素敵な場所でご飯を食べることができて、本当に感謝しても、しきれません。



直火焼きのスペアリブ。

バリはスペアリブが安くて美味しいと聞いてはいたものの、専門店は量が多くて一人だと食べきれないし…しかも、店もちょっとカキアンから離れた場所にあったりするからなー。
と諦めていたのですが、このお店は一人分で出てきました…!

これで日本円で500円くらい。

甘めのタレがついているお肉に、ぎゅっとレモンを絞って食べるの。
言葉にできない…(小田和正)

本当に本当においしかった。
私は暑い国では割と食が細くなるんですが、ぺろっと食べられました。

あと、オレンジジュース。

写真撮りそこなってます。

のんびりしたら、最後はタマンアユン寺院に向かいます。





バリと言ったら、この割れ門って感じですよね。


バリでは、女は頑張って働いているイメージですが、男は割とこうしてぼんやり遊んでいることが多いイメージです。


日本のお城と同じように、寺院の周りは堀で固められています。

中に入ると、完璧に整備された庭が。




大きなかやぶきの屋根の下の広場。
一見土俵に見えなくもないのですが、祭礼の時はこうして闘鶏が行われる場所だったようです。



その先の割れ門をくぐります。
この門が、このお寺の境内の入り口。



本殿の門。
やはり立派ですね。佇まいが他とはちょっと違います。
ここからは聖域なので私たち観光者は中には入る事が出来ません。


なので、囲いの外から見学します。





メルがきれいに並んでいるのが見えます。


ここも何とも言えないパワーが溢れている気がします。

カデさんがあれに上りましょう!と、高台を指さしました。


ウォウ!高所恐怖症!こわい!ていうか、こんなに高いのに!手すりが!なんで途中からないんだよ~~~~~!!!???

しかし、恐怖に慄きながら登った高台からは素晴らしい景色が見えました。





ここでもバリ人の宗教観念や生活、政治の事いろんなことをカデさんと話しました。

どの話も非常に興味深くて、カデさんにガイドを頼んでよかったなー。と心から思いました。



…なんだよ…この急な階段は…まじ怖ぇよーーーー!!!

この後、ホテルまで送って頂いて今日のガイドツアーは終了です。

私はここで痛恨のミスを犯しました。

…せっかく日本から用意していったカデさんへのお土産(日本のお菓子)と僅かばかりではありますが、チップの入った紅包を渡すのをすっかり忘れてしまい、チップさえお渡しする事が出来なかったのです。

気が付いたのは、部屋に着いて荷物を下ろした瞬間。

一人だと、いろんな事を自分でやらなければなりませんが、特にこのチップ制度に慣れていないThe日本人の私は、こうして、代金を支払う事に必死になりチップを渡し忘れる事がしばしばありました。

そのたびに気持ち良いサービスを提供して下さったのに申し訳ない気持ちでいっぱいになるのです。

この制度は、もう慣れみたいなもんだから仕方ないとは思いながらも、でも、ほんと、スマートじゃねーなー。と自分にがっかり。

ま、これもお勉強なのでしょう。

バリはチップ制度はないです!とかガイドブックには書いてるけど、これは気持ちの問題でしょうからね。難しいですよね。

私は、できたら良いサービスを提供してもらえたら、スマートにチップを渡せるといいなーと思っているんだけど。

うまくはいかない。

まだまだ修行が足りないようです。

続く。

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