さて、最終目的地でもある媽閣廟へ向かいます。
何度もくじけそうになり、何度も道を間違え、泣きたくなってきた頃、ようやく門が見えてきた!
ここでは久々の日本語に出会えました。
…お金を恵んでください…。
こんなところだけは日本語表記ーーーーっ!!!
絵馬のような飾りがぶら下がっています。
きっと願い事や、神様に言いたい色んなことが書いてあるのでしょうね。
でっかい線香だ!
若いお姉さんが熱心に祈っておりました。
私もお線香を購入して、お参りしてから少し休憩をして、さ、こっからどうするべ。
もう今来た道を歩いて帰る気力は残っておりません。
となると、どうにかバスで戻るしかありません。
しかし、どのバスに乗ればよいものやら。
フェリーターミナルに戻るのは簡単そうだけど、私はまだ観たいものがあるんだ。
だから、セナド広場に戻りたい。
一応、最初のフェリーターミナルの観光案内所で貰ったガイドにバスの番号も乗っている。
よし、どうにか戻ろうじゃないか。
とりあえずバス停に向かい、バス待ちしてみる事に。
しかし、どのバスに乗れば良いものやら。
バスの運ちゃんに聞くしかない。
マカオのバスも飛び乗るように乗らなければならないので、とりあえず通じるかわからないけど扉が開いた瞬間に運転手さんに「セナド!セナド!!」と叫んでみた。
すると、運ちゃんが『乗れ!』的なジェスチャーをしてきたので、よくわからないけど乗ってみた。
それでもめっちゃ不安なので意を決して、乗客の若い女の子にセナドに戻りたい旨を伝えてみる。
なんだかよくわからないけど『タイパ!タイパ!』と返される。
え?タイパってタイパ島?なんなんだ?タイパじゃないよ!セナドだよ!!!て日本語でごちゃごちゃ言ったら、『とりあえず降りる場所に着いたら教えてあげるわ。』的な事を返されたのでマジこのバスで合ってんのかよ~と半信半疑のままバスに揺られること10分。
不安がピークに達した頃、『ヘイ!ミス!!』と、降りろと言われる。
全然知ってる景色じゃない…。
けど、とりあえずえへへサンキューとか言いながら降りました。
すると、標識が。
どうやらセナドの手前で降ろされたみたいです。
5分ほど歩いたら数時間前に見たセナド広場に到着しました。
あ~良かったよ~。
ここからは、有名な聖ポール天主堂跡に向かいます。
もう、人の流れに着いて行けばよい。
人ごみの商店街を抜けていくと…
遠目でもわかるほどの大きさの天主堂跡が!
えっちらおっちら階段を上がってくと到着。
本当に正面の壁しかない。
1835年の火事で教会の前壁と68段の階段だけが残ったマカオの代名詞、障壁の細かな細工は石の説教と言われるほどに宗教的な意味が彫られています。
へー、ふーん、ほー。
たまたま来ていた日本語団体ツアーのガイドさんの話を盗み聞きします(笑)
日本とも実は結びつきがありまして。
徳川幕府に追放されてマカオに渡っていた日本人キリシタンも、資金等を集めるなどして建築に協力したんだそうな。
だから、嘘かまことか壁面には徳川幕府を踏みつけたような細工もあります。
まぁ、そう見ればそうとも言えなくはないな。
裏側は崩れないように補強してあるだけなので、本当に大きな壁がでーんっっと立ってる感じです。
不思議だ。
これを観て満足した私は、モンテの砦に行くのをすっかり忘れ、写真をひとしきり撮り終えると階段を降りてしまいました…。
あああ、ちゃんと予備学習してないとこういうことになるのです。
ちなみに、この天主堂跡からも、グランドリスボアのキンピカが見えました。
リスボアってば、どんだけおっきいのって感じ。
さ、マカオといえば、マカオ名物をまだ食べていないわ。
アレよアレ。
マカオが生んだ、幸せのお菓子。
そう。
エッグタルトよーーー!!!
これだけは、昨晩、宿で調べておいたんだ。
有名なお店へ行っくわよぉーーー!
そこへはセナド広場から10分ほど歩いた場所にあります。
目印の看板が小さいので何度も見落としウロウロを繰り返して到着しました。
マーガレット・カフェ・エ・ナタ
さっくさくの出来たてエッグタルトがケースに鎮座しています。
手渡されると、湯気が出ている!
はふはふしながらいっただきまーーーっす!
うんめぇ…うんめぇよ…
香港でも有名なエッグタルト。
香港のタルトは生地がクッキーのクッキー・タルトと、パイ生地のパイ・タルトの2種類。
マカオは、パイ生地でこんがり焼き目が付いているが特徴。
香港の焼き目の付いていないつるんとしたエッグタルトしか知らなかった私は目からウロコ。
ていうか、エッグタルト自体、本当はマカオから香港に入ってきたものなのですって。
香港の普通のパン屋さんクラスでも売ってるエッグタルトだって猛烈に好きな私。
ハイカロリーを気にせず、あちこちでバクバク食べてるんですが、このマカオのポルトガルタルトを食べたら、ああ、もう圧倒的に好き。
眩暈がするほど、好き。
何このおいしさ!?
サクサクのタルトに、とろんとしたカスタード。
香港式はどちらかというと、プリンのようなちょっと固まってるカスタードなので、もう、これは革命ですよ。
ああ、思い出すだけでも恋しくてよだれが出ちゃう。
1個では飽き足らず、結局、もう一度並んで、もう一個。
ああ、幸せ。
観たいものは観たし、食べたいものも食べた。
余は満足じゃ。
近くにバス停があったので、バスの行先表示をよく見て、今度はさくっとフェリーターミナル行きのバスに乗車。
帰りは尖沙咀行きで帰ります。
なるべくラッシュの時間を避けましたが、それでも1時間後の乗船のチケットしかなかったので、そのチケット購入。
フェリーターミナルのビルぶらぶら。
あんまり何もないです。
一服してマカオを後にします。
またも、乗船後は即寝るの姿勢。
目が覚めたら、香港に着いていました。
夕飯も済ませていきます。
ワンタン麺の有名店「池記」
21時頃の入店なので空いていました。
本日2度目のワンタン麺。
…有名店がおいしいとは限らないのでした。
私はここのワンタン麺はおいしいとはあまり感じられず…。
ま、好みの問題なのでしょうが、しょっぱすぎておいしいとは思えませんでした。
麺はおいしかったけど、肝心のエビワンタンがスパイスが効きすぎて、エビの旨み感じられず。
あー、結構高かったのに残念だったなー…
こんな事もある。
お腹がいっぱいになったので、今夜は尖沙咀から最寄り駅まで1駅分歩いて帰る事に。
良く歩いた日だったなー。
楽しかったし、おいしかったなー。
香港の夜はまだまだこれからです。
続きます!
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何度もくじけそうになり、何度も道を間違え、泣きたくなってきた頃、ようやく門が見えてきた!
ここでは久々の日本語に出会えました。
…お金を恵んでください…。
こんなところだけは日本語表記ーーーーっ!!!
絵馬のような飾りがぶら下がっています。
きっと願い事や、神様に言いたい色んなことが書いてあるのでしょうね。
でっかい線香だ!
若いお姉さんが熱心に祈っておりました。
私もお線香を購入して、お参りしてから少し休憩をして、さ、こっからどうするべ。
もう今来た道を歩いて帰る気力は残っておりません。
となると、どうにかバスで戻るしかありません。
しかし、どのバスに乗ればよいものやら。
フェリーターミナルに戻るのは簡単そうだけど、私はまだ観たいものがあるんだ。
だから、セナド広場に戻りたい。
一応、最初のフェリーターミナルの観光案内所で貰ったガイドにバスの番号も乗っている。
よし、どうにか戻ろうじゃないか。
とりあえずバス停に向かい、バス待ちしてみる事に。
しかし、どのバスに乗れば良いものやら。
バスの運ちゃんに聞くしかない。
マカオのバスも飛び乗るように乗らなければならないので、とりあえず通じるかわからないけど扉が開いた瞬間に運転手さんに「セナド!セナド!!」と叫んでみた。
すると、運ちゃんが『乗れ!』的なジェスチャーをしてきたので、よくわからないけど乗ってみた。
それでもめっちゃ不安なので意を決して、乗客の若い女の子にセナドに戻りたい旨を伝えてみる。
なんだかよくわからないけど『タイパ!タイパ!』と返される。
え?タイパってタイパ島?なんなんだ?タイパじゃないよ!セナドだよ!!!て日本語でごちゃごちゃ言ったら、『とりあえず降りる場所に着いたら教えてあげるわ。』的な事を返されたのでマジこのバスで合ってんのかよ~と半信半疑のままバスに揺られること10分。
不安がピークに達した頃、『ヘイ!ミス!!』と、降りろと言われる。
全然知ってる景色じゃない…。
けど、とりあえずえへへサンキューとか言いながら降りました。
すると、標識が。
どうやらセナドの手前で降ろされたみたいです。
5分ほど歩いたら数時間前に見たセナド広場に到着しました。
あ~良かったよ~。
ここからは、有名な聖ポール天主堂跡に向かいます。
もう、人の流れに着いて行けばよい。
人ごみの商店街を抜けていくと…
遠目でもわかるほどの大きさの天主堂跡が!
えっちらおっちら階段を上がってくと到着。
本当に正面の壁しかない。
1835年の火事で教会の前壁と68段の階段だけが残ったマカオの代名詞、障壁の細かな細工は石の説教と言われるほどに宗教的な意味が彫られています。
へー、ふーん、ほー。
たまたま来ていた日本語団体ツアーのガイドさんの話を盗み聞きします(笑)
日本とも実は結びつきがありまして。
徳川幕府に追放されてマカオに渡っていた日本人キリシタンも、資金等を集めるなどして建築に協力したんだそうな。
だから、嘘かまことか壁面には徳川幕府を踏みつけたような細工もあります。
まぁ、そう見ればそうとも言えなくはないな。
裏側は崩れないように補強してあるだけなので、本当に大きな壁がでーんっっと立ってる感じです。
不思議だ。
これを観て満足した私は、モンテの砦に行くのをすっかり忘れ、写真をひとしきり撮り終えると階段を降りてしまいました…。
あああ、ちゃんと予備学習してないとこういうことになるのです。
ちなみに、この天主堂跡からも、グランドリスボアのキンピカが見えました。
リスボアってば、どんだけおっきいのって感じ。
さ、マカオといえば、マカオ名物をまだ食べていないわ。
アレよアレ。
マカオが生んだ、幸せのお菓子。
そう。
エッグタルトよーーー!!!
これだけは、昨晩、宿で調べておいたんだ。
有名なお店へ行っくわよぉーーー!
そこへはセナド広場から10分ほど歩いた場所にあります。
目印の看板が小さいので何度も見落としウロウロを繰り返して到着しました。
マーガレット・カフェ・エ・ナタ
さっくさくの出来たてエッグタルトがケースに鎮座しています。
手渡されると、湯気が出ている!
はふはふしながらいっただきまーーーっす!
うんめぇ…うんめぇよ…
香港でも有名なエッグタルト。
香港のタルトは生地がクッキーのクッキー・タルトと、パイ生地のパイ・タルトの2種類。
マカオは、パイ生地でこんがり焼き目が付いているが特徴。
香港の焼き目の付いていないつるんとしたエッグタルトしか知らなかった私は目からウロコ。
ていうか、エッグタルト自体、本当はマカオから香港に入ってきたものなのですって。
香港の普通のパン屋さんクラスでも売ってるエッグタルトだって猛烈に好きな私。
ハイカロリーを気にせず、あちこちでバクバク食べてるんですが、このマカオのポルトガルタルトを食べたら、ああ、もう圧倒的に好き。
眩暈がするほど、好き。
何このおいしさ!?
サクサクのタルトに、とろんとしたカスタード。
香港式はどちらかというと、プリンのようなちょっと固まってるカスタードなので、もう、これは革命ですよ。
ああ、思い出すだけでも恋しくてよだれが出ちゃう。
1個では飽き足らず、結局、もう一度並んで、もう一個。
ああ、幸せ。
観たいものは観たし、食べたいものも食べた。
余は満足じゃ。
近くにバス停があったので、バスの行先表示をよく見て、今度はさくっとフェリーターミナル行きのバスに乗車。
帰りは尖沙咀行きで帰ります。
なるべくラッシュの時間を避けましたが、それでも1時間後の乗船のチケットしかなかったので、そのチケット購入。
フェリーターミナルのビルぶらぶら。
あんまり何もないです。
一服してマカオを後にします。
またも、乗船後は即寝るの姿勢。
目が覚めたら、香港に着いていました。
夕飯も済ませていきます。
ワンタン麺の有名店「池記」
21時頃の入店なので空いていました。
本日2度目のワンタン麺。
…有名店がおいしいとは限らないのでした。
私はここのワンタン麺はおいしいとはあまり感じられず…。
ま、好みの問題なのでしょうが、しょっぱすぎておいしいとは思えませんでした。
麺はおいしかったけど、肝心のエビワンタンがスパイスが効きすぎて、エビの旨み感じられず。
あー、結構高かったのに残念だったなー…
こんな事もある。
お腹がいっぱいになったので、今夜は尖沙咀から最寄り駅まで1駅分歩いて帰る事に。
良く歩いた日だったなー。
楽しかったし、おいしかったなー。
香港の夜はまだまだこれからです。
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