新道大師堂 富田林市富田林町30-15
富田林市の大多数を含む旧河内国石川郡でも、石川三十三所観音霊場というのがあって、三十三ヶ所の寺々を巡回できるようになっていました。石川三十三所観音霊場は、すでに廃寺となっているところ、霊場会もなく霊場の御朱印なども行っておらず、事実上廃れたようです
富栄戎神社 富田林市富田林町28-21 当戎神社はかつて寺内町内の堺町(堺筋)東端に鎮座していましたが、明治5年(1872年)に神武天皇遙拝所となり、明治23年(1890年)に新道をつける際に今の場所に移されたようです。この頃から御神体はながらく当時の喜志村(現富田林市の北部)にある美具久留御魂神社に預けられていましたが、第二次大戦後に「富栄戎講」が組織され、御神体をお迎えして盛大に祀られるようになりました。
神社 右横の階段
妙慶寺 富田林市富田林町・本町
当寺は、慶長8年(1603年)の創立で柳渓上人を開基とし、真宗本願寺一派に属する。本堂は東向きで、阿弥陀如来を本尊とする。敷地の関係上、表門は北側に裏門は南側に設けており、庫裏・太鼓楼・長屋が所狭しと敷地を囲んでいる。庫裏は近年大部分を新築改造されているが、他の建物は近世の旧規を止めている。なお、本堂は興正寺本堂と規模・平面ともに類似しているが、その建立年代は、寺蔵の文書によって享保5年(1720年)であることがわかる。宝物として、親鸞上人の真筆と称する金泥十字尊号一幅、光明皇后筆と伝わる金泥写経二葉を蔵する