はじめに
開けた瞬間がたまらない。
お弁当箱の蓋を開けてもらった時だ。
蓋を開ける時の、少し照れくさそうな、また恥ずかしそうな表情。
でもどこか見てもらいたい気持ちも伝わってくる。
香りもやさしく伝わってくる。
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むかし、友だちの家に初めて行った時、味わった感覚を思い出す。
自分の家と同じようで同じではない。
新鮮な驚きと発見があった。
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小さな声で「こっち」といって、手を引っ張られる。
すると、このままどこか遠くへ、どこか異次元の世界に
飛んで行くように、ドキドキワクワクしたものだ。
そんな体験から四十年近く経った今、
いつもの味、いつもの姿のお弁当に会う旅で、
またドキドキワクワクした気持ちを味わっている。
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阿部 了
こんなまえがきで始まっています。
「おべんとうの時間」
写真 阿部 了
文 阿部直美
発行:木楽舎 定価:1400円+税
ちょっと前に見つけた本ですが、
こういう本は、弁当がない時のネタに良いです。
ANAの「翼の王国」で連載していたらしいですが
全国のお弁当、というか全国各地の人ですね。
お弁当も魅力的だけど、その人がまたイイ顔をしてる。
老若男女、魅力的で素敵な顔が満載です。
お年を召したかたも結構掲載されていますが、
美しく歳をとったかたって、しわや笑顔に美しさが
滲み出ているような気がします。
何回かめくり返していますが、これ、お勧めですよ!
初版持ってます~
いいですよね、THE 普通のお弁当
クウネルの本も普通の人の普通のお弁当
こーゆー本好きです♪
でも最近は「駅弁の本」が欲しい私でーす
こーゆーお弁当みてるとホッとするってゆーか
ホンワカとした気分になれます。
レシピ本じゃそうはなれませんもんね
私もこの類の本大好きなので、良いのがあったら教えてくださいね。
駅弁の本も食べに行きたくなっちゃいそうですね、
もちろん各駅停車の旅で^^