楽園づくり ~わが家のチェンマイ移住日記~

日本とタイで別々に生活してきた私たち家族は、チェンマイに家を建てて一緒に暮らし始めました。日常の出来事を綴っていきます。

シロアリの脅威がついにわが家を襲う!

2012-11-17 19:25:58 | タイの暮らし

厄介な問題が発生してしまいました。わが家の庭に恐ろしいシロアリが巣食っていることが確認されたのです。しかも複数の場所に・・・。シロアリの脅威は日本もタイも基本的には同じです。

7月に入居した新築の家そのものは、床下に張り巡らせたパイプを通して薬剤を基礎部分に注入できる工事が施されています。実際、この6月に一度目の薬剤注入が行われています。ですから、家の方はまだ大丈夫と思われます。でも庭にシロアリがいる以上、油断大敵、放置すると家の中に侵入される可能性が十分あると思われます。

まず、最初に見つけたのは裏庭のマムワン(マンゴー)の木です。

実はこのマムワンの木、おいしいマンゴーの実ができることを期待して植えたのですが、どうやら実のできない木の可能性が高いのです。つまり、植木屋さんに騙されたのです。それどころか、シロアリが巣食っていることが明らかになったのは、つい最近のことです。

雨季が終わったかと思われた10月下旬、木の幹に茶色い粉がこびりついたようになりました。あちこちに穴も開いています。私はシロアリの知識がないのでわかりませんでしたが、実家からやってきた妻の母親は、ひと目見てシロアリだと断定しました。義母はさっそく家にあったシロアリ駆除薬をジョーロでかけました。効き目がどれくらいあったのか、わかりません。シロアリそのものの姿は薬を撒く前も、後も、確認はしていません。

でも、いよいよシロアリの正体を目にする時がやってきました。それは今朝のことです。しかも、マムワンの木のある裏庭ではなく、玄関のすぐ横の芝生の中でした。

今度の発見者は妻です。芝生の土が不自然に盛り上がっていることに目敏く気付いたのです。

このような粒状になった土が何か所か見えました。私は犬のラッキーが芝生の上で用を足すので、その残りかすかと思いました。でも妻は、シロアリがいると断定的に言うのです。そして・・・

土の粒をどけてみると、いましたね、悪者が。私は実物を見るのは初めてです。頭が予想より大きいです。

地面に大量にいるというわけではなさそうですが、どこかに巣があって、女王がいるのでしょうか。芝生の中の土が粒状になっているところが数か所ありました。これが家の中に巣くってしまうと、床下のコンクリートまで食べてしまうという恐ろしい話を聞きました。シロアリは古い木だけを狙うのかと思ったら、そうではないらしいのです。

庭に最後に土を入れたのは7月です。その土には石やコンクリートの破片が少々混ざっていたような記憶があります。でも木材は目につきませんでした。それとも、そのあと植えた芝からやってきたのでしょうか?

どういうルートでわが家の庭に侵入したにせよ、何かおいしい食べ物があるということです。今のところ、庭の芝生の土が粒状に盛り上がっているのは、ごく一部の場所だけですが、どこまで広がるのか、戦々恐々です。さっそく駆除してくれる会社に相談してみようと思います。くわばら、くわばら。

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