息子の携帯に１０００バーツ超の請求

セブンイレブンで携帯のプリペードカードをちょこちょこ買ってりゃいいものを、それより大幅に通話料金が安いと言われてＡＩＳと契約したばっかりに、超高いものにつきました。

わが家は当然のように全員が携帯を持っています。一番よくかけるのは妻で、ＡＩＳワンツーコールの１００バーツのカードを買っても、３～４日でなくなることがあります。それでも月にせいぜい６００～７００バーツくらいだったと思うのです。ところが、最近妻が料金後払いの契約をしたばっかりに、思わぬ落とし穴に落ちてしまいました。

９月のある日、わが家に突然ＡＩＳのセールスの女性２人がやってきました。玄関先で妻とやり取りしていたのですが、プロモーションしている新しい後払いの契約をすると、１分あたりの通話料がプリペードカードの１０分の１くらいで済むというのです。美味しい話ですね。毎月の基本料金が必要になりますが、２００バーツと安めです。たくさんかけるほどお得です。

妻はその話しに飛びついて、さっそく契約してしまいました。それも、自分の携帯ではなく、息子の携帯です。理由がよくわからないのですが、その契約をするには新しいＳＩＭカードを買わなければならなかったようで、妻は自分の番号を変えたくなかったんだと思います。夜や休日に息子の携帯を使って、心おきなく電話をかけようという魂胆だったのでしょう。

確かにはじめのうちは、息子の携帯を拝借して電話している妻の姿をよく見かけました。でもだんだん、息子がよく使うようになっていったのです。息子もガールフレンドがたくさんいるようで、夜もベッドの中で通話することが多くなったのです。

さて、それはそれで特に問題というわけではないのですが、別の困った事態が発生してしまいました。

先日、１０月分の料金３５０バーツほどをＡＩＳに支払いました。それは実際にかけた通話料と、基本料金を合わせた額なので、とくに多すぎるということはないでしょう。ほとんど息子が使っているとすれば、ちょっと多めかな、という程度です。

ところが、料金をきちんと期日までに払ったにもかかわらず、息子の携帯から発信できなくなってしまったのです。おかしい！これは何かの間違いだと思うのは当然ですね。ですから、文句を言うために、昨日ＢＩＧ－ＣにあるＡＩＳのカウンターへ妻と２人で行きました。

そしたら、カウンターの女性から驚くべき事実を突き付けられたのです。「インターネットの使用料金が未払いになってますね。金額は１０００バーツちょっとですけど。」

インターネット？息子の携帯で？上の娘は自分の携帯でフェースブックをよく使ってますが、料金は定額制で、１か月９９バーツです。ところが息子の方は１０００バーツを超えている？一体どういうことなんでしょう。

妻は後払いの契約をするとき、インターネットについては何の説明も受けていないし、妻自身は全く関心もなかったので聞きもしなかったと言います。当然のように通話だけの契約だと思っていたのです。ところが息子はインターネットが使えることが分かり、ちょっとだけフェースブックをやってみたというのです。

さて、ここからが問題です。１０００バーツを超えた原因について、ＡＩＳ窓口の女性は、こう説明したのです。

「お使いの携帯端末は、フタを閉じてもインターネットが切断しないようになっているみたいです。ですから、一度インターネットに接続して、ちゃんと切らずにフタを閉じてしまうと、繋がったままの状態ですので料金が加算されていきます・・・・」

インターネットの料金が知らない間に発生していること自体が問題なのに、なんと、息子は切ったつもりでも、接続されたままの状態だった可能性があるというのです。確かにタイで１０００バーツ超の携帯ネット料金は高すぎますよね。

まだＡＩＳの事務所に行って通信記録を見せてもらっていないので何とも言えない段階ですが、もし窓口の女性の言うとおりだとすると、その料金は支払わなければならないものなのか？それとも、契約する時に、インターネットの知識が全くない妻に対して説明が全くなかったことや、錯誤によってネット接続が継続したのだとすると、払わない正当性があるのかどうか・・・

妻は、こんなことなら解約すると言ってますが、解約するには使った料金とは別に５００バーツ余りの解約手数料が発生するそうです。詐欺とは言いませんが、訪問セールスの話に迂闊に乗ってしまうと、ろくなことはないようですね。

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