またまた出戻り！可愛い娘です

昨日は1年前に起きた娘の交通事故のことを書いたので、今日はついでに、最近のじゃじゃ馬娘の行状について書くことにしましょう。

つい最近撮影した妻と娘です。上の娘はもう２０歳になっています。妻は一見すると元気そうに見えます。でも、右の腋の下に転移した乳がんを抱えていて、今後どうなっていくか、不安がないと言えば嘘になります。

またしても出戻りというレッテルを貼ってしまった娘ですが、半年以上前から「結婚してくれ」と言い続けていた男の実家に最近まで居ました。もちろん、結婚はしていません。付き合うことは付き合っていたのですが、それ以上の深入りはしませんでした。やはり１年ほど前にバイクに乗っていて交通事故に遭い、瀕死の重傷を負った元恋人のA君のこともあり、とても結婚など考えられなかったのです。

A君は今も自分で体を動かすことや喋ることができません。両親の家に寝たきりの状態です。食事もお姉さんが流動食を口に運んでいます。娘も、ときどき様子を見に行き、そのときは以前のようにA君の介護を手伝っています。

さて、娘は付き合っている男としょっちゅう喧嘩します。A君が事故に遭ってから数か月後に付き合い始めた男とも同様です。でも今度の男は、娘に暴力をふるったことがあり、一度は別れようと思ったみたいです。すると男の方がすぐに詫びを入れてきて、娘が欲しがっていたi-phoneを買ってくれたので、ヨリを戻していました。女心は現金なものです。

ところが、その男ともいよいよ別れるときがやってきました。なぜなら、男が先月警察に逮捕され、先週開かれた裁判で１年４か月の刑務所送りとなったのです。罪状は「クスリ」です。ヤーバーと言われているクスリのようです。タイではこれをやっている若者が男女を問わず、おびただしい数にのぼると言われています。でも本当につかまって、しかも裁判して刑務所に入れられるのはほんの一握りにすぎないと言われています。

どうして警察に見つかったのか、詳しいことは知りません。当然のように、男の実家に同居していた娘も調べられたようです。でも、白でした。クスリをやった痕跡が全くなかったのです。

そんな訳で、娘はその男の実家から出て再びわが家に戻ってきました。私も、妻と娘の３人で荷物を取りにその家へ行きました。相当広い敷地があって、畑では野菜を栽培しています。妻は何度か行ったことがあるようで、男の父親やその弟、おばあさんと結構長く話し込んでいました。私の印象では、家族はみんな働き者のようで、私たちがいる間もずっと野菜の選別や袋詰め作業の手を休めることがありませんでした。外に働きに出ているお母さんの姿は見えませんでした。

男が先週の月曜日に刑務所に入ってから、娘は一度面会に行きました。どうやら少し情が残っているようです。泣きはらして帰ってきました。

娘は相変わらず定職がなく、飲食店などでアルバイトをしています。１３日に王様が亡くなってから、飲食店の深夜営業は控えめになっているはずですが、毎日夕方になると前から仲よくしている女友達がわが家に来て私たちと食事し、夜は娘と一緒に街へ出て行きます。ちょっと心配ですが、もう２０歳です。すべては自己責任です。そのうち、また新しい恋人ができるのでしょう。多分、来月くらいでしょうか？

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