昨日突然思い立ってゴルフをしました。練習場ではなくゴルフコースです。かれこれ7年ぶりでしょうか。もちろん妻も一緒に18ホールを回りました。
朝8時ごろ、電話で予約しようとしたら、直接来てくださいと言われたので、9時過ぎに行ってみました。そのゴルフ場は9ホールしかなく、同じホールを2回繰り返して18ホール回ります。料金はグリーンフィーとキャディーフィーを合わせて360バーツ、1000円以下です。ところが乗用カートを頼むと、それだけで400バーツです。カート代の方が高いのがどうしても腑に落ちませんでしたが、迷った末にカートもお願いしました。ゴルフをしない妻を思ってのことです。自分も久しぶりなので、18ホール歩けるかどうか自信がなかったこともあります。
順番はどうでもいいみたいでした。私より先に1番ホールで準備していた3人の西洋人が「どうぞお先に」と合図するので、素振りの練習も何もせずに、いきなりドライバーを握り、短いパー4、348ヤードのティーショットを打ちました。音は良かったんですが、どこに飛んだのか、ボールはまったく見えませんでした。
7年ぶりのティーショットはまずまずで、200ヤードくらい先のフェアウエーにありました。1番ホールはボギーでした。久しぶりにしては満更でもないな、と思ったのがいけなかったのでしょう。続く525ヤード、パー5は何と13打です。ティーショットは2発も池に入れる、フェアウエーから打つショットもほとんどゴロばかり。どう打ってもボールが上がらないので嫌になりました。結局、前半のほとんどのショットはトップかダフリ、アプローチもほとんどトップしてグリーンまわりを行ったり来たり。バンカーにつかまると、「どうやって打つんだったかな?」と迷ってばかり。脱出するまで2打、3打は当たり前でした。
タイでは、スコアカードはキャディーさんが書く決まりのようで、トータルでいくつか分からないまま9ホールを終えました。もちろん、途中でスコアの足し算なんかやりません。池に入ったボールは6個。それだけはしっかり数えていました(笑)。先月1ダース1000バーツくらいで買った、いいボールだったからです。そうなるなら、ゴルフ場で1個10バーツか20バーツで売っていた中古ボールを買えばよかったです。
休憩もせず、そのまま後半のラウンドです。お昼近くになるとさすがにタイ、暑くて汗ぐっしょりでしたが、なぜか後半に入ると、ボールが真っ直ぐ、しかも良い弾道で上がりだしました。手持ちのボールが2個しかなかったので、それを使い切ったらどうなるんだろうと思いながらラウンドしたのですが、池ポチャはゼロ。バーディーこそなかったですが、パーも2つあって、かろうじで50は切りました。
どうして前半と後半で全く別人のプレーになったのか、ゴルフとは不思議なものですね。前半のスコアは、家に帰ってから足し算してみたら76でした(笑)。40代のとき、はじめてコースに出た時とほとんど変わりません。もし後半も同じようなスコアだったら、もうゴルフをやめていたかもしれません。でも一気に27もスコアが縮まったので満足でした。それにしても、かなり難易度の高いグリーンでした。考えてみれば、パターの練習は7年間してなかったので、早いグリーンについていけないのは当たり前です。
一方、妻はというと、ず~っと若いキャディーさんと大きな声でお話していました。私が打とうと構えても、妻だけは話し続けているので、「ちょっと、打つ時くらい黙ってみたら」と一度だけ注意したものの、何の効果もありませんでした。25歳のキャディーさんと身の上話をしていたのです。キャディーさんのお母さんも癌だとか、2歳と5歳の子供がいるのに、2か月前に旦那さんと別れたとか・・・延々と話していました。でも、そのキャディーさん、それなりに仕事はしてましたね。立派なものです。手抜きせずに2人の相手をしてくれたのですから。まだそのゴルフ場は1か月だというのに、グリーンのラインも正確に読めていました。
最後に、タイではキャディーさんにチップをいくらあげていいのかわからなかったので、100バーツ札を1枚だけ財布から取り出しました。そしたらキャディーさんではなく、妻の方が怪訝な顔つきになりました。「チップは最低でも200バーツ。300バーツ、400バーツもあるし、500バーツ出してもいいんだよ。」と妻がはっきり言うのです。キャディーさんとのお話の中で、チップのことも話題になったのかもしれません。それとも、身の上話から彼女の生活状況に同情したのかもしれません。
18ホールの料金360バーツのうち、キャディーさんに支払われるのは一体いくらなんでしょうか?それを考えると、100バーツのチップでは確かに悲しすぎますね。でも400や500はあまりに多すぎると思うんです。私は次回も200、特別よく働いてくれたと感じられたら、300にしようと思います。
スコアは別にして、たとえ一人でも、コースを回るのは楽しいものです。思ったよりも、コースの芝のコンディションは良かったです。打ちっぱなしの練習場はたまに行くことにして、今後はコースで、楽しんだり悔しがったりしながら練習することにします。家に帰ってから、妻は「明日も行く?行ってもいいよ。」と真顔で言いました。それはないですけど、次回は当然90台を目指してみます。
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サッカーはもちろんのこと、ゴルフも暑くないですか?
けっこうゴルフって長丁場のイメージがあるんで、大変そうに思えるんですが。
ただ、これからの乾季は、朝だと爽やかで気持ちよさそうです。サッカーと違って走らないので、運動量は10分の1くらいではないでしょうか。散歩+αですね。乗用カートを使えばなおさらです。
問題はバンコクか・・・(^^;