
先日広島の紅葉の名所について記事を書かせていただきましたが、個人的には紅葉と言えば これ!
小説家 宮本輝先生の1982年に 「新潮」で発表された作品です。
当時、紅葉を「錦繍」と表現されていたことにシビレてしまった作品です。
主な内容は
「蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラリフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すらできないことでした」
という始まりで、別れた夫婦が再会したことで始まる、手紙のやり取りのみの小説(書簡小説)なのです。
内容もさることながら、錦繍という言葉が当時あまり使われていなかった(ような記憶)ため、なんと美しい表現をされるのだろう・・・と、ため息がでたものです。
最近では紅葉の季節になると「錦繍」「錦秋」 よく耳にするようになりましたが、今から30年以上前のことですから、想像は無限に広がりました。
想像力豊かな年齢だったこともあって?タイトルだけでなく内容にも随分と感銘を受けたものです。
小説家 宮本輝先生の1982年に 「新潮」で発表された作品です。
当時、紅葉を「錦繍」と表現されていたことにシビレてしまった作品です。
主な内容は
「蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラリフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すらできないことでした」
という始まりで、別れた夫婦が再会したことで始まる、手紙のやり取りのみの小説(書簡小説)なのです。
内容もさることながら、錦繍という言葉が当時あまり使われていなかった(ような記憶)ため、なんと美しい表現をされるのだろう・・・と、ため息がでたものです。
最近では紅葉の季節になると「錦繍」「錦秋」 よく耳にするようになりましたが、今から30年以上前のことですから、想像は無限に広がりました。
想像力豊かな年齢だったこともあって?タイトルだけでなく内容にも随分と感銘を受けたものです。
大学時代だったでしょうか、蔵王が舞台ということで興味を持ち私も読んだことがあるんです。
ドラドラさんの書いている冒頭文、印象的だったなあと思い出しました。
なんだかもう一度読みたくなってきちゃいました。
私とも共通点、見つかりますね(^o^)v
お母さまの紅実子さんもですけれど、小唄さんとも何かしら共通点が多くて、本当に嬉しいです。
「錦繍」はタイトル、書き出しともにとても美しい作品ですよね。
宮本輝先生の初期の作品は本当に素晴らしいものが多いです。
何度も読み返したくなります。