防衛省は、自衛隊員による一連の不祥事を受けて、218人の大量処分を発表しました。主な理由は以下の通りです¹
1. **特定秘密の漏えい**:安全保障に関わる特定秘密を取り扱う資格のない隊員に情報を扱わせたり、知り得る状況に置いたりしたこと。
2. **潜水手当の不正受給**:実際に潜水していないにも関わらず、潜水手当を不正に受給していたこと。
3. **不正喫食**:基地の食堂などで、無料支給の対象者ではないのに代金を支払わずに飲食したこと。
4. **パワハラ**:内局幹部による部下へのパワハラ行為。
これらの不祥事に対して、防衛事務次官や陸海空自衛隊の各トップを含む幹部も処分を受けました。
今回の大量処分には、防衛省の幹部も含まれています。具体的には、以下のような高位の幹部が処分を受けました¹
1. **防衛事務次官**:防衛省の最高位の官僚であり、特定秘密の漏えいや不正受給に関する指揮監督義務違反が指摘されました。
2. **陸海空自衛隊の各トップ**:特に海上自衛隊のトップである海上幕僚長が更迭されました。彼は潜水手当の不正受給や不正飲食に関与した部下の監督責任を問われました。
3. **内局幹部**:防衛省内の幹部によるパワハラ行為も処分の対象となりました。
これらの処分は、防衛省が信頼回復に向けて厳しい姿勢を示すためのものです。
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