海釣りの事始めは投げサビキで、いろんな稚魚を釣ってるうちに本命のアジやサヨリも少しだけど釣れるようになっていった。
だんだん興味が湧いてきて、釣具屋さんに聞いたり本で調べたりして、別の釣り方をやることにした。
まずはチョイ投げ。これは、「天びん」というオモリと糸付き針を二股に付けられる仕掛けを使う。性能の良いチョイ投げ用天びんが安く売ってるので、それにキス用の糸付き針を付けて仕掛け完成。
エサはイソメというミミズとムカデの中間のような気持ち悪い生物。これを付けて沖の方へ投げる。これでキスが結構釣れた。チョイじゃない本投げ?の仕掛けがどんなものかは知らない。チョイでいいのだ、チョイで・・
そして「ブラクリ」という仕掛け。
(右のは自作です)
(右のは自作です)
ブラクリの語源ははっきりしないようだ。「オモリぶら下げ針くくり」の略かどうかは知らないけど、とにかくオモリのすぐ下に針があって、それにサバの切り身やイソメなどをつけてテトラポッドの隙間、堤防の淵や岩場の狭いところに落とし込み、ザリガニ釣りっぽい感じで釣る。「穴釣り」とも言う。
これは簡単だし、夏には釣れた(ことがあった・・)。
これは簡単だし、夏には釣れた(ことがあった・・)。
多いのは食べられないクサフグ😅だったが、カサゴや日本海に多いキジハタ、
(分かりにくいけど赤斑点がある上のがキジハタ、下のがカサゴ。生物学的にはキジハタはスズキ目でカサゴはカサゴ目なので似て非なる魚だ)
それとかなり小さいがメバルなんかも釣れた。
いわゆるロックフィッシュ、根魚というやつだ。
ブラクリは深く落とし込む関係で普通はリールを使うが、浅場ならのべ竿でもできる。・・実はのべ竿でブラクリにイソメをつけてやっていたら、偶然トンでもないヤツがかかったのです・・