徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

栃木市 花魁道中

2014-12-18 21:14:34 | 2014栃木歳時記
11月に京都に行ったときに、島原に半世紀ぶりに「太夫(たゆう)」が誕生することとなったという報道がされていた。
太夫とは、美貌と教養を兼ね備えた最高位の妓女です。しかも、「禿→振袖→太夫」という伝統的な階位をふみ、一人前の太夫となるのは実に半世紀以上ぶりの事だという・・  2014年11月26日に振袖太夫として正式襲名。

凄いな見てみたかった。 話は変わりまして、去る11月2日に栃木市で歌麿祭が開催され、花魁道中があったのでレポートします

太夫は、芸を主体とした花街の妓女の最高峰  一方、花魁とは遊郭にいた遊女のこと  でまったく別なのですが
あでやかさ、妖艶な感じ、古風な点では同じじゃないかと・・

街中を流れる巴波川を会場に、一行がやってきました


巴波川を舟に乗って、江戸からやってきたという設定。歌麿や役人も船に乗って登場


禿(かむろ)2人も引き連れて


ピントあってない


バックの白壁や黒い塀がレトロ感をかもし出していい雰囲気




花魁役の人は市内の一般公募の主婦だそうで






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品川の月 吉原の花  複製画展示



長年行方の分からなかった歌麿の肉筆画「深川の雪」が66年ぶりに日本国内で発見されたという、大きなニュースがありました。
今年3月2日に発見のニュースが報道された、肉筆画大作「深川の雪」(岡田美術館所蔵)は、
「品川の月」「吉原の花」とともに「雪」「月」「花」と呼ばれ、栃木の豪商の依頼で、歌麿が描いたと伝えられています。



依頼主が栃木の善野家であることや、市内の定願寺でお披露目された記録があることから、歌麿と栃木の関係の深さが注目を浴びています。
近年、栃木市内の民家などから歌麿が描いた肉筆画「女達磨図」、「鍾馗図」、「三福神の相撲図」が発見されました。
現在知られている歌麿の肉筆画は世界に40点余りと言われるなか、栃木市はこれらの肉筆画3点を所蔵しています。

女達磨図


場所は変わって、蔵の街美術館










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